こんにちは、ぽんぽです。戦争アクション映画って続編があまり無いのが常ですよね。そんな中、珍しく戦争映画の続編を見っけました。「ジャーヘッド」の続編でございますです、ハイ。ではでは本作の見所や感想を紹介していきたいと思います。
「ジャーヘッド2 奪還は続編ならではの路線変更が功を奏した作品。B級軍事アクション物として楽しむべし」
作品情報
2014年製作 アメリカ ジャンル: アクション 監督 ドン・マイケル・ポール 出演者 ジョシュ・ケリー、ポキーム・ウッドバイン、ダニエル・サヴレ、コール・ハウザー、キャシーレイトン
あらすじ
分隊長に抜擢されたばかりの伍長メリメット率いる部隊は、物資輸送のためアフガニスタンの山岳地帯を進む途中で、現地の女性を連れた特殊部隊員に遭遇する。彼らを基地まで送り届けることになるが、反政府武装組織に襲撃され車両も物資も失ってしまう。実は特殊部隊員が連れていた女性は、敵の標的となっている人権活動家だった。メリメットたちは新たなミッションとして、彼女の護送を命じられる。(映画comより抜粋)
「輸送任務」から「護衛任務」そして「奪還任務」へと巻き込まれていく実戦経験無し部隊の災難
補給物資を運ぶ筈の実戦経験無し部隊が主役となる本作。そんな部隊を率いるメメット隊長も隊長経験ゼロの可哀想なお方。単なる輸送任務を済ませる筈が特殊部隊シールズの隊員とアフガニスタン人女性が加わる辺りから、雰囲気がガラリと変わる流れ、最高にワクワクです。
実戦経験無しゆえ軽口を叩きまくっていた新米部隊に途端に血生臭い護衛任務が課せられる様子、緊迫感抜群。
そこからはあっという間に実戦へ。銃撃戦の嵐の中で狼狽え死んでいく新米部隊員らの悲劇ったら、ありませんな。そして命がけの奪還任務へと誘わられて行く頃には隊員が殆ど死んでるっていう悲惨さ。ただねぇ、そんな悲惨は実戦を経て主役メメットは逞しい軍人へと変貌していく訳でして。実戦経験無しの新米君が一人前の戦士へと成長していく様子が苛烈な任務の中で上手く描かれております。
頑張れ、死ぬな、メメット!と応援したくなる命懸けの成長物語、、うむ、最高。
「リアリティ」と「フィクション」が混在する軍事アクションの爽快さ
苛烈な任務に巻き込まれる部隊は実戦経験無しの部隊な事もあって厳しい戦いを強いられる様子がガッツリ描かれとります。撃たれるのが怖くて車両の銃座につけず反撃もロクに出来ない所、仲間同士のフォーメーションによる連携が上手くいかず敵の接近を許してしまう所など、実戦経験無し部隊ならではの戦いっぷりが結構リアリティ抜群で引き込まれます。
「そうだよな、そりゃ実戦経験無しなら厳しいよな」と同情を禁じ得ない追い詰められ方をしていくド新米部隊に感情移入しっ放しです。
「くそ、チクショー、くたばれ」と悪態を吐きながら敵を倒し倒されていく海兵隊員達の姿、、逞しさと無念さを同時に憶える戦いっぷりが燃えます。
そんなリアルな戦闘シーンもありながらも、逆に「いや、いや、んな訳ないだろ」的なバリバリのフィクションっぽい戦闘シーンもあります。
特に敵スナイパー相手に丸腰で接近戦を挑む海兵隊シールズの場面。流石にこんな戦い方はせんだろ、みたいな。
やっぱ、そこはアクション映画らしく接近戦での殴り合いを見せたいのでしょうかね、多分。でもまぁ、そこも楽しいので全くOK。リアルさとフィクションを上手い具合に織り交ぜた爽快な軍事アクションが楽しめますです、ハイ。
総評
戦地での兵士の日常を描いた前作「ジャーヘッド」とはガラリと作風を変えてきております本作。ゴリゴリのドB級軍事アクション物として、この手のジャンル好きなら十分楽しめる作品となっております。
ラストの「自分達が正しいのか。それは抱いてはならない疑問だ。海兵隊は隣るにいる奴をただ守る為に戦う」ってナレーションがイカします。
戦争の是非を問われる国際社会では、まぁまぁ批判浴びそう(笑)マッチョ思想溢れる映画、これぞ、アメリカですな。いやぁ、面白かった。ジャーヘッド2 奪還は続編ならではの路線変更が功を奏した作品となっております。
ジャーヘッド2 奪還は面白いのか?オススメ度は?
オススメ度 60点
個人的に超好き❗️
オススメ度とは?
0〜20点・・・サイテー激ヤバ作
30〜40点・・・何か個人的に嫌い
50〜60点・・・個人的に超好き
70〜80点・・・万人に勧める良作
90〜100点・・・最高な超傑作