こんにちは、ぽんぽです。HiGH&LOW THE MOVIEの熱いクオリティーにやられ続編でもありスピンオフの本作もガッツリチェック。バリバリのHiGH&LOWファンです。ではでは本作の見所や感想を紹介していきたいと思います。
「HIGH&LOW THE RED RAIN 40点(感想ネタバレ)」
作品情報
2016年製作 日本
ジャンル: アクション
監督 山口雄大
出演者 TAKAHIRO、登坂広臣、斎藤工、岩田剛典、吉本美憂、中井ノエミ、石黒賢
あらすじ
強い絆で結ばれている兄・雨宮雅貴と弟・雨宮広斗。2人には、敬愛する雨宮尊龍という長兄がいたが、突如として姿を消していた。そんな中、尊龍を探しす手がかりを握る謎の少女・成瀬愛華が現れるが、、。(映画comより抜粋)
雅貴と広斗の掛け合いをたっぷり堪能出来る、これぞスピンオフの魅力
気の良いあんちゃん雅貴とクールな広斗の仲睦まじい掛け合いをたっぷり楽しめます。私生活でも仲の良いTAKAHIROと登坂の息ぴったりな演技に萌え萌えですわ(キショイ奴)ありがとう、スピンオフよ。そんでもって更にそこに二人のお兄ちゃん、斎藤工参上ですよ。
TAKAHIRO、登坂広臣、斎藤工、、俺達が雨宮兄弟だ、ドーン!みたいな。
顔面偏差値高過ぎて、こんな兄弟いねぇよと爆笑。
正にイケメン三重奏(なんじゃそりゃ)
そんなイケメン3人による共演シーンとして最大の見所は、、というか最大の萌えシーンが、ここ。尊龍演じる斎藤工を「兄貴」と呼ぶ雅貴と広斗のハニカミ笑顔!心を許してる大好きな尊龍に見せる、激カワな笑顔が堪らんですたい。萌えましたよ、ワタシハ。
銃VS素手!ライダージャケットを身に纏う雨宮兄弟の豪快アクション
ライダージャケットにグラサンしてピカピカのバイク、、、君達は仮面ライダーか状態(笑)
「変身!」とか言ったらそのまま仮面ライダーになれそうな逞しい出で立ち。
これがカッコいいんですわ。ライダージャケットを身に纏った逞しい男達が良い感じのアクションするんですよ。相手が銃持ってようがお構いなしで。そんな邦画、珍し過ぎでしょ。もう堪らんです。ぶん殴ったら相手が車のサイドガラスにガシャーンと突っ込むとか、スーツの上着使った格闘シーンとか。ハリウッドではよく見るけど邦画では珍しい豪快アクションをチラホラ観れて嬉しい。特に個人的なイチオシは最後の戦い。雅貴と広斗がアジトに殴り込みかけて銃相手に素手でやり合うシーンです。スピーディー&スタイリッシュで燃えました。でもなぁ、短いんですよね、そのシーン。
ああっ、もうちょいこの戦い見たいのに、、な感じですぐ終わっちゃうのが不満でした。
復讐劇を描き切れない製作陣。長男、雨宮尊龍エピソードが不足し過ぎて感情移入出来ず
本作には致命的な欠点もあります。激ヤバレベルです、これ。本作のメイン所、雨宮尊龍を掘り下げるエピソードが不足し過ぎてる問題ですよ。
「両親の仇である九龍グループに構成員として命がけの潜入。復讐心を押し殺して歯ぁ喰いしばって真相に近付いていく尊龍。」
これ、このエピソードは何が何でも本作で描かなきゃならんエピソードでしょ、マジで。めっちゃ大事なのにそれが無い。無いんです(2回目)。
尊龍の潜入エピソードは回想シーンでアッサリ語られるだけ。駄目過ぎです。この九龍グループでの潜入エピソードがすっぽり抜け落ちてるせいで尊龍に全く共感出来ず。それ故に尊龍が正体を明かし九龍グループに反旗を翻す場面も盛り上がらず。
そりゃそうですよ。だって尊龍がどんだけ、この命がけの潜入で苦しい思いをしたか描かれてないんだもん。
それが原因で尊龍が死に際に叫ぶ「強く生きろ」が心に響かずスベるっていう最悪の出来。
多分、製作陣はHiGH&LOW THE MOVIEの様な「ヤンキー」「仲間」を題材にすると上手く料理してくれるんだろうな。逆に今回の様な復讐を題材にした人間ドラマは描き切れないって事か。
総評
量少なめだけどキラリと光るアクション。雅貴と広斗の仲良しイチャイチャ演技にキュン死(死語)する事も出来る懐の深さ(笑)こんな感じで多少の良い所がチラホラ見れたスピンオフなんですが、、、残念。
良い点すら台無しにする尊龍の雑なキャラクター描写で復讐劇としては最悪レベル。「HiGH&LOW THE MOVIE」の熱を冷ましかねない危険な出来でした。
HiGH&LOW THE RED LAINは面白いのか?オススメ度は?一言でいうと?
オススメ度 40点
何か個人的に嫌い❗️
オススメ度とは?
0〜20点・・・サイテー激ヤバ作
30〜40点・・・何か個人的に嫌い
50〜60点・・・個人的に超好き
70〜80点・・・万人に勧める良作
90〜100点・・・最高な超傑作