こんにちは、ぽんぽです。EXILE TRIBE総出演のHiGH&LOWシリーズの存在は元々知ってはいたんですがそれ程興味もなくスルー。そんな時にたまたま映画の予告編を見かけたら、、、ちょっと流れただけの乱闘シーンの出来の良さの興奮しまくり(笑)「おおっ、これはイケてるヤンキー映画に違いないぞ」と確信し観てきました〜。ではでは見所や制作秘話含め紹介していきたいと思います。
「HIGH&LOW THE MOVIE 70点(感想ネタバレ)」
作品情報
2016年製作 日本 ジャンル: アクション 監督 久保茂昭 出演者 AKIRA、青柳翔、TAKAHIRO、登坂広臣、岩田剛典、黒木啓司、ゴールデンボンバー、山田裕貴、前田公輝、窪田正孝、林遣都、VI、白竜、ELLY、早乙女太一
あらすじ
最強のグループ「ムゲン」が「雨宮兄弟」との激しい抗争後、ムゲンが解散し雨宮兄弟も姿を消す。その後、頭角を現した五つのチーム「山王連合会」「White Rascals」「鬼邪高校」「RUDE BOYS」「達磨一家」の頭文字を取り街は「SWORD」地区といわれ、互いにしのぎを削っていた、、。(映画comより抜粋)
トンデモ設定すら納得させるスター性抜群のキャスト
「この地域の治安は一体どうなっとるんじゃい」状態で警察組織ほぼいない(笑)オシャレすぎる色鮮やかなチーム服を身にまとうイケメン達。そして多用されるイケメン達の顔面どUPスローモーション演出。
もう全てがトンデモ設定なのに何故か観てて冷めないんです。
これってイケメン達の体から迸るスター性が抜群だからなんだろうなぁと感心しっぱなし(笑)
極め付けは雨宮兄弟。レザージャケット&サングラスにバイク、、、仮面ライダーか君達は、、と。でも、そこが何ともカッコいいんですよ、これが。流石はEXILE TRIBE。一瞬、突っ込みたくなるんです、気持ち的に。でも彼らのアーティストオーラのせい?か意外と素直に受け入れられちゃうんです。普段から4〜5万人の観客相手にドームLIVEしてるスター集団はやっぱりビジュアルに謎の説得力がありますな、、。
豪華さってめっちゃ大事!アクション映画としてのHiGH&LOW
デカくてピカピカのバイクに外車、躍動感あるバルクールアクション、センスの良いカメラアングルでたっぷりと見れる殴り合い、、鑑賞中に自分の中に生まれた高揚感。この気持ち、、この高揚感は出来の良い豪華なアクション映画を観ている時の感覚に似てるゾ。
そうです、そうなんです、そうなんですよ❗️観る前は豪華なヤンキー映画を観る気でいたんですが、、イヤイヤ違うぞ、と。
これは「豪華なヤンキー映画」の皮を被った
「豪華なアクション映画」
なんだと気付くんです❗️
大量の車両を並走させるシーン、ラストのコンテナがある場所で多勢VS多勢の大乱闘シーン、、どれも金かかってる。製作陣の「スゲェもん作ってやるぞ」感が分かりやすく映像に表れてて最高なんです。邦画特有のショボさがない邦画アクション映画なんて何年振り観た事か、、、と一瞬遠い目をしてしまう自分がいました(笑)
EXILE TRIBEが培ってきた「ヤンキー」「仲間」「Music」「ファッション」文化の真骨頂
柄が悪い強面だけど仲間思いでカッコ良い、、SWORD地区の奴らが好き過ぎて、ツラい(笑)何て言うか、この魅力的な世界ってEXILE TRIBEの真骨頂とも言える物。彼らがアーティスト活動の中で培ってきたカルチャー(文化)そのものなんですよね。「ヤンキー」「仲間」カルチャーって昔からある魅力的な文化ですがEXILE TRIBEはそこに+aで「Music」「ファッション」をガッツリ上乗せしてくるっていうニクい事してくるんですよ、これが。(誰目線www)
元々魅力的な「ヤンキー」「仲間」カルチャーに「Music」「ファッション」が加わったら、もう手に負えません(笑)
ハマります、HiGH&LOWの沼に(笑)
製作秘話
- MUGENのメンバーは仲が良く「本当にチーム作っちゃおうか」とメンバー同士で言い合う程、気が合うとの事。
- 雨宮兄弟を演じたTAKAHIROと登坂は私生活でもよく飲みに行く仲。登坂曰く「TAKAHIROが演じたマサキの人物像は本人とよく似ている」との事。
- インタビュー時、TAKAHIRO曰く「演じたマサキは女好きな性格だけど実際の自分はそうじゃない。なので役作りは苦労した(笑)」と冗談混じりな発言あり。
- 撮影期間、山王連合会のメンバー、テツヤ役を演じた佐藤が20歳の誕生日を迎えた為、岩田を始めとする山王連合会のメンバー全員でお祝いの飲み会をしたとの事。
- ゴールデンボンバーの樽美酒 研二は映画出演時はいつもの白塗り顔ではなくサングラスにほぼ素顔の状態で出演。その事もあってか完成披露試写会でも同じ姿で登場し会場を沸かせた。
- 本作で印象的に使われるセリフ「仲間を見捨てない」が劇中で使われた回数は3回。
総評
良さげなヤンキー映画程度の期待で観に行ったら、豪華なアクション映画だったという嬉しい誤算。しかも邦画で。「お金かかった邦画アクションって年に何本あるんだ?」ってレベルの日本映画界。そこに殴り込みをかけたのがまさかLDH×EXILE TRIBEだったとは(笑)鬼邪高の定時制と全日制が一緒にカチコミかける所も最高だったなぁ。そんでもって琥珀VSコブラ、ヤマト、九十九の格闘シーンに燃え燃えっすよ。そこに駄目押しのアゲアゲ挿入歌「MUGEN RORD」がブチ込まれる流れ。
「フルスロット、響け轟音〜」の男汁だくだくの歌詞が、もう最高です。(我ながらキショイ表現)
ホント、もう、あ〜〜〜〜楽しかったぁ〜〜〜。主演の岩田剛典はまぁ良い男ですね、ホント(笑)コブラ役は彼にとっても生涯イチのハマり役になりそう(大袈裟さww)。あっ因みにドラマ版の鑑賞は本作を楽しむ上では必至です、多分。特にシーズン2のMUGENエピソードと鬼邪高エピソード。これ観てないと本作の魅力は半減すると思いますので、ご注意を。
HiGH&LOW THE MOVIEは面白いのか?オススメ度は?
オススメ度 70点
万人に勧める良作❗️
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↓劇場版を楽しむ前にテレビ版は観ておきましょう
オススメ度とは?
0〜20点・・・サイテー激ヤバ作
30〜40点・・・何か個人的に嫌い
50〜60点・・・個人的に超好き
70〜80点・・・万人に勧める良作
90〜100点・・・最高な超傑作