こんにちは、ぽんぽです。前作「チャーリーズエンジェル 」では笑いの部分は気に入ったのですがアクションがイマイチ過ぎまして、、。なので続編となる本作は観ようか迷ってたんですが、全米で既に大ヒットとの情報が。大ヒットの売り文句に弱い自分としては「それだったら観ようかな」と単純に考えを改め鑑賞へ(笑)では本作の製作秘話含めた感想(ネタバレ)、紹介していきたいと思います。
目次
「チャーリーズエンジェル フルスロットル 60点(感想ネタバレ)」
作品情報
2003年日本劇場公開 アメリカ ジャンル: アクション・コメディー 監督 マックG 制作 ドリュー・バリモア、レナード・ゴールドバーグ 武術指導 ユエン・チョンヤン 出演者 ドリュー・バリモア、キャメロン・ディアス、ルーシー・リュー、バーニー・マック、デミ・ムーア、クリスピン・グローバー
あらすじ
3人のエンジェル、ナタリー、ディラン、アレックスにある日、新たな指令が下る。今回のミッションは、テロリスト集団によってアジア大陸の奥深く、モンゴルとシベリアの国境に拉致された米警察機構要人の救出。エンジェルたちは、早速いつものように得意の変装でテロリストのアジトに潜入。そして彼女たちは武術などを華麗に駆使し、鮮やかに作戦を遂げる。だが、テロリストの真の目的は連邦証人保護プログラムで匿う対組織犯罪の最重要証人リスト。そして、要人レイは、リストにアクセスするための重要アイテムである肝心の“指輪”を奪われてしまっていた…。(allcinema ONLINEより抜粋)
主演女優3人の笑いもアクションも前作越え!正統にパワーアップを遂げた楽しさ抜群の続編!
【笑いの神降臨!アレックスと2代目ボスレーが面白過ぎる!】
前作以上に笑えるネタ満載の本作。正に覚醒とも言える位に笑いの神が降臨しているキャラがいるんです。それがエンジェルの1人、アレックスです。探偵の身分を隠す為に父親にあの手この手の嘘をつきまくる彼女なんですが、それがもう全て下ネタで最高なんです。演じるルーシー・リューのクールな美貌に似合わないキレっキレのギリギリとも言える下ネタ台詞がまぁ楽しい。そんな下ネタをぶちかましてくる娘に対してドン引きしまくる父親の姿に爆笑しまくり。キャメロンやドリューの存在を喰ってしまう程のコメディアンヌ振りを見せてくれます。
そしてもう1人のおもしろキャラが2代目ボスレー。初代ボスレーの弟って設定なんですが、、あの、黒人なんです(笑)兄の初代ボスレーは白人で弟は何故か、黒人、、、もうこの時点で爆笑!2代目演じる黒人俳優バーニー・マックの存在、最高過ぎます。ちょっと強面でポチャッとした体型。更に無表情で平然とお馬鹿な事をやってのける強烈なキャラ、、笑えるったらないです、ホント。
【強い悪女演じさせたら右に出る者無し!デミ・ムーア参上!】
今回エンジェル達3人の前に立ちはだかる強敵は元エンジェルであるマディソン。演じるのはデミ・ムーア。それにしてもデミ・ムーアはホント、強い悪女演じさせたら右に出る者がいませんな。顔面どアップになった時のほうれい線の不自然さからして何となく美容整形的なモノを感じたり。演技とは別の意味で不穏な空気を出してくれてます(笑)
【バイクレース&セクシーダンス!コスプレ潜入捜査の楽しさ!】
本作でもコスプレ潜入捜査の楽しさは健在です。バイクレースではド派手なバイクチェイスシーンのカッコ良さに胸が踊ります。
そしてショー劇場で主演女優3人が披露するバーレスクダンスがもう最高です。3人のスタイルの良さが際立つセクシー衣装で魅せる危ういダンス、どエロ過ぎて笑えるし、むっちゃ綺麗。そんでもって、ここでもダンスのセンターを務めるのはルーシー・リュー。スタイル、表情全てがセクシー。笑いでも活躍しダンスでも活躍するとは。このチャーリーズエンジェルシリーズで1番女優としての株を上げたのは多分、彼女だろうなと確信出来る場面でした。
【一定水準を下回るアクションだけど前作よりはマシな出来!】 前作の最悪な点といえば、酷い出来のアクションシーン。本作では、どうだったかと言いますと、、前作よりは大分マシな出来です。特に大勢の敵を前に大立ち回りを見せる場面ではパンチ、キック、ワイヤーアクション共にちゃんとタイミングが合ってて、良い感じです。が、しかし終盤のキャメロン・ディアスとデミ・ムーアの対決シーンではやはり粗が目立つ結果に。双方共にパンチ、キックが頼りなく迫力不足過ぎて萎えます。アクションシーンを演じる2人の呼吸が合ってないのが丸見えでキツい。うーむ、残念ですな、そこは。前作よりはマシでも結局、一定水準を微妙に下回る出来のアクションシーンとなってしまいました。
【カメオ出演する豪華有名人達に興奮!前作の人気キャラも!】
本作は脇役としてカメオ出演する豪華有名人達の顔ぶれを楽しむのも魅力です。ブルース・ウィリス、オルセン姉妹、Pink他、有名人らが唐突に雑に出演する姿が地味にクスクス笑えるんですよね。冒頭で早速、殺されるブルース・ウィリスの出演シーンのテキトーさが楽しいですwww
そして1番テンション上がったのが前作の人気キャラ「痩せ男」の再登場です。しかも彼の幼少期のエピソードが語られるサービスっぷり。彼が髪の毛を好きになった理由を少し知る事が出来て、これまた地味に嬉しい限り。そんでもってアレックスとの対決が再び叶ったり、何故かディランとのキスシーンがあったりと前作の人気にあやかり、唐突な見せ場オンパレード(笑)痩せ男大好きな自分にとっては予想外の楽しいカメオ出演となりました。
製作秘話
- 毎回、主演女優3人のダンスシーンが楽しめる本シリーズ。監督マックG自身もブレイクダンスの経験者
- 劇中のショー劇場で披露するダンスシーンでは主演3人のバックダンサーを務めたグループは「プッシーキャッツドールズ」という実在するダンスパフォーマンス集団。
- バーレスクダンスシーン撮影時、ドリュー・バリモアは「13歳の頃、知人からストリップを頼まれ恥ずかしい思いをした過去が蘇ったわ」と撮影中の思い出を語っている。
- エンジェル達の格闘シーンはスタント無しで本人達が全て演じている。
- 武術指導ユエン・チョンヤンは主演3人のアクションについて「前作での経験が活きていて今回はかなり調子が良かった」と語っている
- マックG監督曰く「前作では重力に逆らった香港風アクションを心がけたが本作では、より力強いアクションを意識し取り組んだ。前作よりも暴力的でR指定の映画を撮るつもりで撮影した」との事。
- バイクレースの撮影は元々、マックG監督自身にモトクロス関係者の知人が多くいた事により実現した。
チャーリーズエンジェル フルスロットルのオススメ度は?面白いのか?
オススメ度 60点
個人的に超好き❗️
オススメ度とは?
0〜20点・・・サイテー激ヤバ作
30〜40点・・・何か個人的に嫌い
50〜60点・・・個人的に超好き
70〜80点・・・万人に勧める良作
90〜100点・・・最高な超傑作