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スターダスト 70点(感想ネタバレ)

こんにちは、ぽんぽです。最近は吉野家と松乃家、ほぼ毎日生活。映画観るのも金がかかりますゆえ、です。自分の中で節約の実、、ケチケチの実の能力発動中(つまらん)。そんな時に選ぶ映画はハズレ引きたくない、、ならばファンタジー大作に手を出すのが吉。大作は一定水準の面白さは保証してくれますので本作を鑑賞へ。ではでは本作の見所や製作秘話含め紹介していきたいと思います。

「スターダストは壮大な音楽と圧倒的テンポの良さで観る者をグイグイ引っ張る大作ファンタジー」

予告編

作品情報

2007年製作 アメリカ

ジャンル: ファンタジー

監督 マシュー・ヴォーン

出演者 クレア・デインズ、チャーリー・コックス、シエナ・ミラー、ミシェル・ファイファー、ロバート・デニーロ

あらすじ

イングランドのはずれのウォール村。“越えてはならない”壁の向こうに、流れ星が落ちるのを見た青年トリスタンは、恋焦がれる美女ビクトリアへの愛の証に、星を取りにいこうと旅立つが……。(映画comより抜粋)

冴えない青年トリスタンの成長物語は爽快感溢れるサクセスストーリー

冴えない青年トリスタンの序盤の冴えなさっぷりは神レベルです(笑)憧れの村娘の我儘に振り回される、自分を馬鹿にしてきた恋敵には叩きのめされるし。そんなちょいと馬鹿にされまくり過ぎじゃない?的な日々の中でも人の良さを見せる青年トリスタン、、、ええ奴です。そんなええ奴トリスタンが冒険を経て成長していく様が爽快に描かれてます。

キャプテンシェイクスピアから剣術を学び、服装も洗練され髪型もロン毛に、、心と体の成長がそのままビジュアルに直結すると言わんばかりのパワーアップ振り、、笑えます。

爽やかロン毛のイケメン青年へと成長したトリスタンを目の当たりにして、我儘な村娘が今までの馬鹿にした態度を一変させる場面や恋敵を鍛えた剣術軽くあしらう場面は、まぁ、ホント、胸がスッキリしますよ。冴えない青年だった頃のトリスタンの馬鹿にされ具合を観てきただけにね。

特に恋敵とか、ムカつくから腕位は切り落としてやれば良いのに、、とか思っちゃいました、自分。(すいません、考え方が凶暴で)

そして極め付けはクレア・デインズ演じる星の美女イヴェインからのどストレートな逆告白を受ける流れ。めちゃモテですやん、トリスタン(笑)

トリスタンの分かりやすい成長振りはファンタジー作品らしく子供もしくは少年へのメッセージなんでしょうかね、これって。

「肉体と精神を鍛えればビジュアルもカッコ良くなって、女にモテるぜ、少年達よ」

みたいな(笑)

そうな青年トリスタンは冒険を経て、イケメンへと変貌しただけじゃ終わらず、遂には魔法の国ストームホールドの王にまで上り詰めるんですから、、。130分の中で剣術の達人になりイケメンになり王様にまでなっちゃう、、、凄まじい成り上がりっぷりがマジで爽快感あります。

正にサクセス!凄いぞ、青年トリスタン!

冴えない男からイケメンへの変貌っぷりが楽しいゾ(出典https://youtu.be/i_AJ94PIojg)

最終決戦は魔法じゃなく鉈で応戦?ビビる程、戦闘力高めな魔女ラミア

星の美女イヴェインの心臓をえぐり出して永遠の命と美貌を手に入れようとする物騒な魔女ラミア。まぁ、本作の大ボスですね、ハイ。ミシェル・ファイファー演じる魔女ラミア、かなりの戦闘能力を有しております。最終決戦では序盤は炎を操る魔法戦を仕掛けてくるも旗色が悪くなってくる終盤は鉈を振るう近接戦闘を仕掛けてくる無双っぷりの魔女ラミア。

剣術の達人となった青年トリスタン相手にガシガシ攻め込む、おばあちゃん状態の魔女ラミア、、怖いし凄いし。

ファンタジー映画にしては珍しい、まさかまさかの新鮮で激しい剣戟アクションが見れます。何故か魔女との戦いで(笑)

魔法戦だけじゃなく格闘戦もイケる魔女ラミア(出典https://youtu.be/i_AJ94PIojg)

盛り上げまくる壮大な音楽と圧倒的なテンポの良さでグイグイ引き込まれる展開

130分の中で冴えない青年トリスタンを王様にまでのし上げる物語ゆえに、まぁテンポが良い良い。

広大な大地や、豪華なセット、バシバシのCG映像が小気味良く移り変わり、視覚的な新鮮さが最後まで続くので退屈知らず。

おまけにシーン毎に壮大で分っかりやすい音楽が流れるのも良き良きです。悪い奴が悪企みしてる場面は如何にも「こいつ悪者ですよ〜」時なBGM。颯爽と馬で高原をかける場面は颯爽とした「力強いアゲアゲ」なBGM。

これみよがしの、いや、大袈裟過ぎじゃ、、レベルの映画音楽のオンパレードが楽しいです。

圧倒的なテンポの良い展開と盛り上げまくりな壮大な映画音楽のダブルパンチを喰らいながら、グイグイと物語に引き込まれるのが最高です。

製作秘話

  • マシュー監督は本作を「プリンセス・ブライド・ストーリー」と「ミッドナイト・ラン」を足した様な映画だと語っている。
  • マシュー監督曰く、自身に代表作である「レイヤー・ケーキ」の様なインディペンデント的な手法を本作の様な大作でも用いたかった為、苦労したとの事。
  • 魔法の国ストームホールドは現代社会の要素を多分に取り入れた世界観となっている。例えば魔法の国ストームホールドで使われている馬車は、ハマーという車種を元にデザインされている。
  • 魔女の住んでいる邸宅のセットはベルサイユ宮殿を基に作られている
  • トリスタンは本作へ出演する以前に偶然、マシュー監督出会っている。トリスタン曰く「ロスでエージェントと一緒に食事をしていたらスターダストの脚本を持ったマシュー監督が偶然同じ店に来店したんだ」との事。
  • マシュー監督曰く「スター俳優を起用すると結末が予想できてしまう為、知名度の低い俳優を主演にする事を考えていた」との事。その結果、主演はチャーリー・コックスとなった。
  • 製作陣曰く「クレア・デインズやロバート・デニーロなどに豪華俳優が脇役を固めてくれた為、主演は知名度の低い俳優チャーリー・コックスを抜擢できた」との事。
  • マシュー監督は主演チャーリー・コックスの演技を「格好良さとダサさ両方を上手く演じてくれた」と絶賛。
  • 原作は大人向けの童話である「魔女サルと馬車」。原作者はニール・ゲイマン

総評

130分のファンタジー大作、退屈せずに楽しめましたぁ〜。テンポですよ、テンポ!テンポが良いのですよ(笑)

豪華な「どファンタジー映像」をテンポ良く見せられた日にゃ、余程の子供向け駄目映画じゃない限り退屈はしない訳でして。あっちゅう間に130分が過ぎ去ります。

ぶっちゃけ、「ハリーポッター」や「ナルニア王国」シリーズよりも好きです、本作。シリーズモノじゃない単発のファンタジー映画としてはかなりの当たり作でした。

スターダストは面白いのか?オススメ度は?一言でいうと?

オススメ度   70点

万人に勧める良作❗️

オススメ度とは?

0〜20点・・・サイテー激ヤバ作

30〜40点・・・何か個人的に嫌い

50〜60点・・・個人的に超好き

70〜80点・・・万人に勧める良作

90〜100点・・・最高な超傑作

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〜ヌルい映画レビューにお付き合い下さい〜

ハリウッド大作から劇場未公開なマイナー作品まで日々映画鑑賞。ちょっとした映画の感想、好きな俳優の事を気ままに記事にしてます。

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