こんにちは、ぽんぽでございます、どうも〜。最近はTVアニメ「この素晴らしい世界に祝福を!」をゲラゲラ笑いながら観る日々を過ごしております。そんなコメディーアニメとして、すこぶる良い出来の通称「このすば!」。遂に映画版が公開とな。待ってました!はい、もう、観に行きます。一瞬で決定です(笑)。という訳で観てきましたよ〜。では本作の製作秘話含めた感想(ネタバレ)、紹介していきたいと思います。
目次
「この素晴らしい世界に祝福を!紅伝説 60点(感想ネタバレ)」
作品情報
2019年劇場公開 日本 ジャンル: アニメ 監督 金崎貴臣 脚本 上江州誠 原作 暁なつめ 原作イラスト 三嶋くろね アニメーション制作 J.C.STAFF 出演者 福島潤、雨宮天、高橋李依、芽野愛衣、豊崎愛生、渡辺明乃、堀江由衣
あらすじ
交通事故により人生を終えたはずの引きこもり高校生・佐藤和馬(カズマ)は異世界に転生。トラブルを引き起こすダメ女神のアクアと、中二病の魔法使いのめぐみん、妄想癖ある女騎士ダクネスの3人とパーティを組み冒険を繰り広げていた。ある日、彼らの前に紅魔女の少女ゆんゆんが現れ、「紅魔の里」の危機を訴える。カズマたちは紅魔の里へ向かうが……。(映画comより抜粋)
目次
・布団の中でカズマに迫っちゃう、めぐみん!
・喜劇王カズマのクズ行動は健在!
・笑撃!紅魔一族の真相!
・終盤はシルビア最終形態がスベり笑えず!
・クライマックスに相応しい渾身の爆裂魔法!
・「このすば」1期2期、OVAは観とくべし!
・製作秘話
・「この素晴らしい世界に祝福を!紅伝説」のオススメ度は?一言でいうと?
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布団の中でカズマに迫っちゃう、めぐみん!
爆裂魔法を1発放った後は、必ずぶっ倒れちゃう魔道士めぐみん。彼女が爆裂魔法を使う理由は「爆裂魔法のド派手さが大好きだから」ってだけ(笑)。大好き過ぎるゆえ所構わず爆裂魔法をブチかまし惨事を起こす姿がむっちゃ笑えるんです。 爆裂魔法をぶっ放した後、「むふ〜」と満足気にぶっ倒れてる所がまぁ可愛くて愛しくてw。彼女は多分、キャラクターの人気投票とかしたら一位なんじゃないかなって印象すらあるんですよね。そんな人気キャラ、めぐみんが本作ではバリバリの主役を務めているので彼女の可愛い姿が沢山拝めます。めぐみんがカズマ達を率い故郷に帰る場面ではめぐみんファン垂涎の展開が待っとります。帰郷した際、彼女の両親はめぐみんとカズマの仲を誤解し一夜を共に過ごさせる策略を練るんです。結果、めぐみんとカズマは同じ部屋で一夜を過ごす事に。ここからはアニオタ、めぐみんファンお望み通りのエロ可愛い流れへ。めぐみんと2人きりで布団に入るカズマはクズ主人公らしく迷う事なく、めぐみんにエロい事をしようとするんです。そんなカズマのクズ行動に戸惑いながらも、頬を赤らめ満更でも無い顔をしたりしちゃう、めぐみん。オイオイ、マジかよ、みたいなw。ここ!ですよ!ここ!(うるさい奴w)カズマが仕掛ける謎のエロ展開に流され布団の中でカズマに迫っちゃう、めぐみんの姿に激萌えです。 まさか、めぐみんとカズマが布団でゴソゴソ?する場面を拝めるとはねぇ、、この時点で映画1800円の元は採れたかも(笑)まぁ、そんなエロ可愛い展開も結局は未遂で終わるんですけどね。まぁ、「このすば」アニメのお約束ですかね、この未遂な感じww。それにしても流石は本作のメインヒロイン、めぐみんちゃん! 「このすば」アニメシリーズ屈指の萌えシーンを炸裂させてくれます。正に爆裂魔法並みの萌え威力!(アホな奴w)
喜劇王カズマのクズ行動は健在!
異世界へと転生を果たしたゲームオタ男子、佐藤和馬(カズマ)は、正に「この素晴らしい世界に祝福を!」の核となる偉大な存在なんです(笑)。「このすば」に於ける笑い、コメディー部分は全てカズマから派生していくと言っていい、その存在は正に喜劇王!(大袈裟w)。本作でも、喜劇王カズマのクズ行動は健在です。序盤では悩める女子の弱みにつけ込み子作りを企み、女オークに童貞を奪われそうになり泣き喚き、魔王軍幹部の巨乳に心奪われ敵側に付くとか。これぞ、カズマ!と言える行動の集大成が詰まった姿を見せてくれます。もう、マジで大好きです。そんでもって1番のクズ行動は、やっぱ、めぐみんと一夜を過ごす場面ですかね。普段めぐみんには友達っぽい、ぞんざいさで接するカズマが2人で良い雰囲気になった途端、真顔でエロい事を彼女にしようとする所とか。「チャンスがあったらモノにする、それが男でしょ、当然でしょ!」とも言える、オス思考がまぁ笑える笑える。「このすば」アニメ最大の魅力である笑いを一身に引き受ける姿は、これぞ主人公な感じ、、ですかね、多分ww。
笑撃!紅魔一族の真相!
めぐみんがカズマ達と帰郷する「紅魔の里」。そこはめぐみんみたいな中二病を発症してる奴らばかり。案の定、大人から子供まで「肉片も残らず消え去るが良い!」「我が永久の氷の腕に抱かれて!」みたいな大袈裟な口上と技名を口走る光景がわんさか。笑えるのは大人達、と言うかオッサン紅魔族が口上と技名を口走る姿で、それがむっちゃイタイ(笑)。めぐみんの中二病らしさは可愛い感じがするんですけど、良い年した大人のオッサンが中二病らしい口上と技名を叫んでる姿は、最高にマヌケでイタくて、ゴリゴリに爆笑出来ます。更に紅魔一族の真相が判明する場面も最高に笑えます。魔王軍から恐れられる由緒ある紅魔一族の真相とは、、実は、な、なんと、、アホな博士が作った改造人間でしたってオチ。 アホな博士が作った改造人間が不具合起こして「自分達は紅魔一族って名乗ろうぜ。格好いいじゃん」「宿敵は魔王軍って事にしようぜ。何かその方が燃える設定だし」と勝手に自分達の設定を作り上げて今に至るって言う、右斜め上の左!みたいな、トンデモないオチが炸裂。紅魔一族の由緒ある血筋とアイデンティティを全否定する、お馬鹿な真相にヤラレましたw。しかも一族やめぐみんはその真相を知らずに自分達は歴史ある由緒正しい一族だと思ってるっていう不憫さ(笑)。めぐみんの余りの不憫さにカズマが思わず、めぐみんの耳を塞ぎ、一族の真相を伏せる場面、最高にマヌケでめぐみんがかわいそう過ぎてもう大爆笑です。もうホント、大好きじゃい、紅魔一族ww。 それとめぐみんファンとして嬉しいのは紅魔一族を掘り下げる物語なので彼女の家族や幼なじみが登場する点。こめっこって言うめぐみんの妹とか、もう可愛すぎて。幼いこめっこが一生懸命に名乗りと口上を披露する姿とか悶えるレベルの可愛さですよ(気持ち悪いw)。あと幼なじみのゆんゆんの出番が多いのも何気に嬉しいですね。実はTV版での初登場時から好きなキャラなんです、ゆんゆん。引っ込み思案で紅魔族なのに大袈裟な名乗り口上を恥ずかしがって言えない所や巨乳な所とか、萌えます(そこかいw)。本作では魔法学園の生徒だった時のめぐみんとゆんゆんの仲良しエピソードが語られたりして萌え楽しめました(アホな造語w)。何よりも、ゆんゆんちゃんはクライマックスでめぐみんに並ぶ大活躍を見せてくますので。
終盤はシルビア最終形態がスベり笑えず!
自分が「このすば」のアニメを好きになった理由はコメディーとして毎回しっかり笑える所なんです。何ていうか笑える、ネタの打率が高いと言いますか。しかし、本作は実を言うと笑えるネタもありますが明確にスベってるネタもあったりするんですよね。特にクライマックスの最終決戦シーン。巨大なシルビア最終形態を油断させる為にカズマが魔王軍幹部であるシルビアに告白して時間を稼ぐ展開。ここが見事にスベッております。シルビアって敵キャラは巨乳とチ○ポが付いてるニューハーフキャラ。ゴリゴリの下半身ネタでカズマに心の傷を負わせたナイスキャラなんです。しかし、終盤の最終決戦ではニューハーフキャラでの下ネタ路線では無く何故か「魔王軍幹部になった女性管理職の苦悩」みたいなお仕事の悩みをブチまける笑いネタにシフトしちゃってるんです。最終決戦で唐突にお仕事の悩みをブチまけるシルビアを観て此方も???状態になっちゃいまして。だからこそ、悩んでる彼女に理解を示すフリをしながら告白して油断させるカズマの「すぅき〜(好き)」も笑えない。 やっぱりシルビアとカズマには最後まで下半身ネタで笑いをとって欲しかったんですよねぇ。それが叶わず、残念です。よりにもよって最終決戦シーンの1番盛り上がる所でスベってしまっている事態に。 でもこれって、仕方ない事かもしれないんですけどね。TVアニメでは1話約25分で笑いを描けばいいのですが本作では90分の長尺の中で笑いを描かなきゃいけない以上、笑いに求められるハードルは高め。笑いの質も求められますが90分ともなると笑いの量までも求められるっていう苦行。よっぽど出来の良い実写コメディー映画でさえ、90分の中で笑いのネタを外さず全てウケるのは至難の技でしょうし。その点、本作は十分、健闘はしてるんですけどね。喜劇王カズマとイタい紅魔一族の存在で序盤〜中盤はこれぞ「このすば」と言える笑いを充分提供してくれたのですが、いかんせん、最終決戦となる終盤はシルビア最終形態がスベり笑えず。 うーむ、90分の長尺コメディー映画は難しいですね。
クライマックスに相応しい渾身の爆裂魔法!
魔法を無効化するシルヴィア最終形態に、流石にちょいとばかし緊迫感が増してくる展開。強敵シルヴィアを前にめぐみんとゆんゆんは戦意喪失仕掛けるのですが、そこでカズマ達が気合いの孤軍奮闘。カズマ達は2人の力を信じ魔法詠唱の時間稼ぎを買って出る頼もしさを見せてくれます。カズマ、アクア、ダクネス、こいつら普段はアホなパーティーですが、ガッツリ仲間思いな所を見せてくれます。紅魔一族も揃って、2人に魔力を送る協力っぷり。 戦意喪失仕掛けためぐみんとゆんゆんですがカズマ達の友情に応え、自信を取り戻し自らの信念を口にする名場面へと突入です。 「爆裂魔法はロマンなんです。どんな不可能も可能にする最強の魔法なんです!」 この、めぐみん役の声優「高橋李依」の何とも熱いセリフに久々にアニオタの血が煮えたぎります!熱い信念を口にしながら、めぐみんとゆんゆんはガッツリ手を握り合い魔法詠唱へ。幼き日より魔法の力を信じてきた女の子2人の強力なタッグ魔法のチャージへ!キラキラでバチバチなエフェクトかけまくりのアニメーション演出で観ている此方もテンションMAX!そんな魔法詠唱シーンに激燃えです! めぐみんの爆裂魔法「エクスプロージョン」とゆんゆんの上級魔法ライトオブセイバーが融合し最強レベルの「エクスプロージョン」発動! シルヴィア最終形態に魔法が効かないなら、もっともっと強力な魔法をぶち込めば勝てる!戦法(笑) 何じゃい、この燃える展開は! 最強の融合魔法「エクスプロージョン」をぶっ放すめぐみんの姿、マジでカッコよすぎ!アニメーションもド派手で綺麗で感涙です。爆裂魔法大好きだゼィ(泣)。当たり前ですが、シルヴィア最終形態さん、跡形も無く吹き飛びますw。うむ、完全勝利じゃい、ムフ〜。 クライマックスに相応しい渾身の爆裂魔法に大満足させて貰えました!
「このすば」1期2期、OVAは観とくべし!
序盤〜中盤はTVアニメ版と同じ雰囲気で笑わせてくれましたし、終盤は若干笑いがスベってましたが、最高に燃える爆裂魔法ぶっ放し展開でプラマイゼロ。と言うか超プラス。いやぁ、映画「このすば!」、むっちゃ面白かったです〜。あ、因みに本作の時系列としては、やっぱりアニメ1期と2期、OVAは観とくべし!ですね。特に紅魔一族の真相に関わっている博士ってキャラがアニメ2期OVAに登場してたりしますので観ておいた方が楽しめるかと思います。 まぁ、本作の映画を初見でいきなり観る人とかほぼいないでしょうけども、ね(笑)
制作秘話
- カズマ役の福島曰く「本作はアドリブによる台詞が多い上に長台詞なのでアフレコ時にも台詞が入りきらず苦労した」との事。
- 本シリーズの声優オーディションはスタジオで行われるスタジオオーディションではなく事前にレコーダーで声優の声を録音したテープを監督に送り、そこから選ばれる「テープオーディション」という珍しい形で行われた。
- カズマというキャラを作る上で苦労した点について福島は「最初のアフレコ時、金崎監督からカズマが運動部っぽいとのダメ出しを貰い、ではどうすればよいかという点でカズマのキャラを生み出すのは非常に難産でした」と語っている。
- アクア役の雨宮天はアフレコ時に金崎監督より「もっと可愛くなくていい。もっと可愛くなくていい」とのダメ出しがあったのが印象的だったと後に語っている。
- アクア役に雨宮を起用した理由について金崎監督曰く「オーディションで聴いた台詞ゴッドブロー!がめちゃくちゃゴッドブローっぽかったので起用した」との事。
- 映画の完成披露イベントで共演者に対しての感想を求められた際、福島は「この年になって、大人になっても友達って出来るもんなんだなと思いました」と雨宮、高橋、芽野への思いを口にし、共演した3人が思わず涙ぐむ場面があったとの事。
- 金崎監督曰く、「本作は敢えて映画っぽくならない様に意識した。TVアニメの延長線上として楽しんで欲しかった」との事。
- 本作の笑い、コメディー部分に関して金崎監督は「コメディーをやる為にはドラマを作り、ここで笑わせる!ということを全部計算の中でやらないとクスっとこないんです」と持論を語っている。
この素晴らしい世界に祝福を!紅伝説 のオススメ度は?一言でいうと?
オススメ度 60点
個人的に超好き❗️
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本ページの情報は2021年2月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
オススメ度とは?
0〜20点・・・サイテー激ヤバ作
30〜40点・・・何か個人的に嫌い
50〜60点・・・個人的に超好き
70〜80点・・・万人に勧める良作
90〜100点・・・最高な超傑作