NO IMAGE

ハード・ターゲット2 ファイティング・プライド 50点(感想ネタバレ)

こんにちは、ぽんぽです。な、何と20年振りの時を経てヴァンダム映画の良作「ハード・ターゲット」の続編が公開へ。楽しみ〜と思いきやヴァンダム出てない。「それなら何で続編が今になって?」と思いつつも、俄然興味は湧きまくりなので鑑賞に至りました。ではでは本作の見所や製作秘話含め紹介していきたいと思いま

「ハード・ターゲット2 ファイティング・プライドは前作の魅力をガッツリ受け継ぐオマージュ作品。ヴァンダムの再来と言われるスコット・アドキンスの魅力全開」

予告編

作品情報

2016年製作 アメリカ

ジャンル: アクション

監督 ロエル・レイネ

出演者 スコット・アドキンス、ロバート・ネッパー、テムエラ・モリソン、アン・トゥルオン、ローナ・ミトラ

あらすじ

試合中に親友を死なせてしまい現役を引退した総合格闘家ウェスは、現在はミャンマーに移住して格闘技賭博の賞金で日銭を稼いでいた。そんなある日、ウェスは大富豪オルドリッチに誘われ、莫大な賞金が掛けられた試合に参加することに。しかしそれは、富豪たちによる秘密の「人間狩り」のターゲットになることだった。そうとは知らずジャングルの奥地へ連れて行かれたウェスは、武装集団を相手に壮絶な死闘を繰り広げる。(映画comより抜粋)

前作以上に凶悪なゲーム性が増している人間狩りの魅力

前作を彷彿とさせる冒頭の人間狩りシーンの不穏さが最高です。最初っから「あっ、これは本気なヤツだ」と確信出来る感じ。

ゲームとしての人間狩りの描かれ方もより丁寧になっております、本作は。

人間狩り参加者はボウガンや銃などの好きな武器を選べるし、人間狩り主催者から「この武器は如何ですか、楽に仕留められますよ」的なアドバイスを参加者達が受ける場面とか、、、「獲物を追うには、この乗り物は如何ですか」とバギーやバイクを勧められる場面とか、まぁ凶悪なゲーム(笑)

顧客第1主義?っぽい良いサービスを提供しておりますよ、本作の人間狩りは(笑)

人間狩りの描かれ方が丁寧なのは製作陣の「ハード・ターゲット」に対するリスペクトゆえですかね。

ヴァンダムの華麗な回し蹴りを受け継ぐ男スコット・アドキンスの魅力

続編と聞いた時のワクワク感も束の間、主演がヴァンダムじゃない事にガッカリしつつ鑑賞を始めたのですが、良い意味で裏切られましたよ、スコットはん。

主演スコット・アドキンス、、しっかりガッツリ動けるお方でした。総合格闘技の試合シーンの臨調感とスコット・アドキンスの肉体とアクションのキレ、、うお、イケるじゃん、このスコットって人、、と感心。

しかも彼が演じるウェスが格闘家って設定なのが劇中でもしっかり活きてます。

格闘家がいきなり凶悪なゲーム「人間狩り」に放り込まれた時の困惑感がむっちゃ感じられる良い演技してくれるんですよね、スコットはん。殺そうと襲いかかってくる奴らを狼狽えながらも格闘術でぶっ倒していくウェスの様子が意外とリアルで。「実際に総合格闘家が殺し合いに巻き込まれたら、こんな感じかも」と思える演技っちゅうか。主演スコット・アドキンスの役作りの上手さですかね、これも。

更にスコットはん、長回しのアクションもイケますイケます。前作の魅力であるスローモーション演出のアクションも織り交ぜつつ、長回しの通常速度で撮られるガチのアクションシーンもしっかりやってくれます。この点が結構、好感度大です。前作はいかんせん、スローモーション演出がくどくて華麗なだけでアクション本来のキレみたいな物に欠けていた印象が強いんで。

そしてそして、回し蹴りですよ。

スコットはんがヴァンダムの再来と呼ばれる由縁とも言える蹴り技、、、最っ高に華麗です。

蹴りの速度、高さ、美しさ、文句無し。っていうか、アクション俳優としての能力はヴァンダムよりスコットの方が上な気がします。スローモーション演出無しでも感じる圧倒的な滞空時間の蹴り技は、芸術レベルですわ。何度も観たいゾ、彼の回し蹴り(笑)

最高に美しい蹴り技を持つ男スコット・アドキンス、超絶リスペクトです。

滞空時間、キレ、美しいが最高な回し蹴り(出典https://youtu.be/W3XNeYhB1Ro)

製作秘話

  • 主演スコット・アドキンスは「ジョン・ウーxヴァンダムのオリジナルが大好きだ。だからこそ今回の続編には最大限の敬意を払いながら撮影に臨んだよ」と語っている
  • 本作は低予算の製作費で製作された。その為、低予算でも超大作アクション映画の様に見せるられる特殊なスタント部隊を構成した。
  • ロエル監督曰く「低予算故に撮影期間も短くスタッフや出演者共に強い信頼関係が求められた」との事。
  • スコット・アドキンスとローナ・ミトラが一対一で戦う場面の撮影には6時間近くかかった。スコットはローナに対して「構わないから本気で殴れ」と撮影に臨む上で助言した。

総評

ハード・ターゲット2 ファイティング・プライドは前作の魅力をガッツリ受け継ぐオマージュ作品となっております。

時が経った上での続編という事もあり、人間狩り設定やスローモーション演出、ハトなど前作良さを取り入れつつ今風のアクション映画に生まれ変わってますね。

そんでもってヴァンダムの再来と言われるスコット・アドキンスの魅力全開ですわ。最初はヴァンダムの精悍な顔に慣れてる身としてはスコットはんの柔和な顔は違和感あったんです。でもマッスルな身体つきとアクションのキレに心奪われ、、そしてそして回し蹴りです。この激烈美しい回し蹴りが全ての違和感を払拭してくれましたよ。総じて前作を上回る良い出来です、本作。主演スコットはんで「3」観たいゾ。

ヴァンダムの精悍な顔と比べると顔が少し柔和な感じ(出典https://youtu.be/W3XNeYhB1Ro)

ハード・ターゲット2 ファイティング・プライドは面白いのか?オススメ度は?一言でいうと?

オススメ度   60点

個人的に超好き❗️

オススメ度とは?

0〜20点・・・サイテー激ヤバ作

30〜40点・・・何か個人的に嫌い

50〜60点・・・個人的に超好き

70〜80点・・・万人に勧める良作

90〜100点・・・最高な超傑作

NO IMAGE
最新情報をチェックしよう!
>〜ヌルい映画レビューにお付き合い下さい〜

〜ヌルい映画レビューにお付き合い下さい〜

ハリウッド大作から劇場未公開なマイナー作品まで日々映画鑑賞。ちょっとした映画の感想、好きな俳優の事を気ままに記事にしてます。

CTR IMG