ザ ・イースト 60点(感想ネタバレ)

こんにちは、ぽんぽです。最近、Switchライトを購入しゲームをDLしまくりです。懐具合もカツカツではあるんですが、映画はしっかり観とります。今回は社会派ドラマが観たい気分だったので本作の鑑賞に至りました。ではでは本作の見所や製作秘話含め紹介していきたいと思います。

「ザ ・イーストで描かれる環境テロリストが生まれる瞬間」

予告編です

作品情報

2014年製作 アメリカ
ジャンル: ドラマ
監督 ザル・バトマングリ
製作総指揮 トニー・スコット
出演者  ブリット・マーリング、アレキサンダー・スカルスガルド、エレン・ペイジ、パトリシア・クラークソン

あらすじ

環境汚染や健康被害をもたらす企業を標的に過激な報復活動を重ねる環境テロリスト集団「イースト」からクライアント企業を守るため、正体を偽ってイーストへ潜入した元FBI捜査官のサラ。当初は彼らのやり方に反発を覚えるが、次第にその理念に正当性を感じるようになり、カリスマ性をもつリーダーのベンジーにも心ひかれていく。やがてイースト過去最大のテロ計画が実行されることになり、サラは当初の目的と自らの本心との間で揺れ動くが……。(映画comより抜粋)

元FBI捜査官なのに潜入捜査が結構おざなり

環境テロリスト集団への潜入捜査、、、映画「ディパーテッド」とかと似た潜入モノとなる本作なんですが、潜入する元FBIのサラが結構、脇が甘い所があるっていうか、何というか。テロ集団仲間がいる近くで上司に電話しちゃう所とか。

「もうちょい、隠れた場所で連絡取った方が良くない?」とヒヤヒヤ。

あとテロを未然に防ごうとする手法がかなりテキトーっていうか。特に悪徳製薬会社主催のパーティで参加者のグラスを取り上げていく場面。「おいおい、流石にそれバレるんじゃ、、」みたいな(笑)

潜入捜査してるのに、ヒリヒリする様な緊迫感や正体がバレた時のヤバさがあんまし感じられないのがちょい不満です。

ただまぁ、環境テロ集団って素人がより集まって出来たグループだから、そこら辺は意外と簡単だしテキトーでも潜入が上手くいくのかも。実際の環境テロリスト集団ってどんな感じなんでしょうね。TVのニュースでよく観る捕鯨反対組織シーシェパードとかも結構ゆるい組織構造してそうだし。中東のアルカイダみたいなゴリゴリの武装組織とは違って若干、危険性はマイルドなのかもしれません。

環境テロリスト集団「イースト」に徐々に共感していく元FBI捜査官

環境テロリスト集団っていうと、主張している事は綺麗事、そのくせ自分達の主張を通す時は過激で強引、、とまぁ、そんな感じのイタイ人達の集まりってイメージが自分の中では勝手にあるんです(失礼でスイマセン)。「イースト」もそこは同じ。基本過激で強引なイタイ人達なんですけど、、彼ら自身が抱える問題、そしてテロにはしる理由が明らかになっていくと「イタイ人達」の印象もちょい変わってくるんですよね。悪徳企業の偽装隠蔽の被害者であったり、家族との不仲の末、テロ活動に行き着いた人間であったり。

若干、、少しだけ「イースト」なるテロ集団に共感できる所がチラホラと見えてくるんです。

「ん〜、まぁそりゃ、テロリストにもなるかもな、、」と思ってしまうというか。

そんな自分の気持ちと呼応するかの様に元FBI捜査官サラもいつの間にやら彼らに共感しあまつさえ、協力してしまう事態に。

「新たな環境テロリストの生まれる瞬間」ってヤツをしっかり描いております、この作品。

総評

テロリストの中でも「環境テロリスト」の内幕を描いた珍しい作品でした、新鮮な感覚で楽しめた〜。彼らの独善的な部分や過激な部分、そんでもって少し共感できる部分がバシバシ見えてきて、もう目が離せませんぜ。

観ていて、ウンウン唸ってしまう良い出来です。

元FBI捜査サラの潜入っぷりが少し緊迫感に欠けるのが若干イマイチですが。うむ。社会派サスペンス、堪能致しました〜。

ザ ・イーストは面白いのか?オススメ度は?

オススメ度   60点

個人的に超好き❗️

↓AmazonでDL出来ます

↓AmazonのセルDVDは徐々に価格上がってる気が(泣)廃盤?

オススメ度とは?

0〜20点・・・サイテー激ヤバ作

30〜40点・・・何か個人的に嫌い

50〜60点・・・個人的に超好き

70〜80点・・・万人に勧める良作

90〜100点・・・最高な超傑作

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〜ヌルい映画レビューにお付き合い下さい〜

ハリウッド大作から劇場未公開なマイナー作品まで日々映画鑑賞。ちょっとした映画の感想、好きな俳優の事を気ままに記事にしてます。

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