あれ？ジェイソン初登場はホッケーマスク無し！映画13日の金曜日パート2のラストがつまらない！│シロウト映画凡評

こんにちは、ぽんぽです。え〜只今、リメイク版「13日の金曜日」を観る前の予習も兼ねて旧作シリーズに手を出している最中です。旧版一作目「13日の金曜日」の殺人鬼の正体が意外過ぎて楽しかった故にすかさず、二作目となる本作の鑑賞へ至りました。では本作の感想(ネタバレ)、紹介していきたいと思います。

1 「13日の金曜日パート2 40点(感想ネタバレ)」
- 1.1 あれ？ジェイソン初登場はホッケーマスク無し！
- 1.2 エロや殺人シーンは前作を上回るも結局ラストがつまらない！
  - 1.2.1 総評
  - 1.2.2 13日の金曜日パート2のオススメ度は？面白いのか？

「13日の金曜日パート2 40点(感想ネタバレ)」

公式の予告編無かったのでゲーム版トレーラー貼っときます。すいません

作品情報

1981年劇場公開　アメリカ
ジャンル:ホラー
監督 スティーヴ・マイナー
脚本 ロン・カーズ
出演者　エイミー・スティール、ジョン・フューリー、ベッツィ・パルマー、エイドリアン・キング、ウォーリントン・ジレット

あらすじ

クリスタル・レイクのキャンプ場で起こった悲惨な大虐殺から5年後。キャンプ地の近くでは呪われた土地に近づくなという忠告を信じない若者たちは一人また一人と襲われ、惨い方法で殺されていく…。(Amazonより抜粋)

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あれ？ジェイソン初登場はホッケーマスク無し！

前作「13日の金曜日」の回想&生き残ったヒロインが何者かに殺される展開の不穏さが心地良い冒頭シーンにワクワクw。そして5年後のクリスタルレイクが舞台へ。

肝心の殺人鬼ジェイソンが登場しない意外さが衝撃的な一作目を経て、続編となる本作では遂に殺人鬼ジェイソンが初登場するのですが、、

何と殺人鬼ジェイソンはホッケーマスクを付けてないのです。
ジェイソンと言えばホッケーマスク姿が印象的なのに、実は二作目であり初登場となる本作ではズタ袋を頭から被った意外な姿で「あれ？」状態w。しかも若干、細身な体のジェイソンがズタ袋を被った姿は殺人鬼って言うよりも不審者っぽくて萎えます。

それとジェイソンを殺人に駆り立てる動機を台詞のみで説明してしまうのもイマイチです。
前作ヒロインによる母親ポリーズ夫人の首チョンパを目撃した事がきっかけで殺人衝動が生まれたジェイソンなのですが、そのエピソードをキャンプ指導員らが噂話レベルで会話してる場面のみなのです。折角、ジェイソン誕生の瞬間が判明するシーンなので、セリフ説明だけじゃなくて映像でしっかり観せて欲しかったです。

ホッケーマスク姿じゃないわ、ズタ袋被った細身の地味な不審者だわ、殺人の動機すらセリフ説明だけ、、
世界的な超人気キャラクター「殺人鬼ジェイソン」ですが初登場の段階では、とても魅力的とは言い難い微妙なキャラクターだった事が今、改めて二作目を観ると察する事が出来るんですよね。

うーむ、意外だし、ガッカリだし、少し勉強になるし(どっちやねんw)

エロや殺人シーンは前作を上回るも結局ラストがつまらない！

エロや殺人シーンは前作「13日の金曜日」を上回る出来ですが、それでもやっぱり地味です。
夜の湖で急に真っ裸で泳ぎ出す女子やキャンプ指導員なのに、はみ尻の短パン姿の女子には「君、キャンプする格好じゃ無いだろう」と突っ込みたくなる無駄なエロシーンは前作以上w。
更に殺人シーンも車椅子男子の顔に鉈をぶち込んだり、SEX中の男女を纏めて串刺しにしたりと前作以上のスプラッター描写、、なのですが、、。
そもそも前作のエロや殺人シーンが大した事無いレベルなので、そこから多少、過激になった所でたかが知れてるレベルの過激さでして。
「続編だから過激さパワーアップしてまっせ！」とは言えない中途半端さなんですよね。
唯一、母親の首を祭壇に飾ってるジェイソン君はヤバ気で胸ときめきましたけどね(変態w)

それとラストの殺人鬼ジェイソンの倒され方が物足りないったらありゃしないのです(怒)
生き残ったヒロインのジニーに背後からぶん殴られ昏倒して終わり、、なんです。
いやいや、トドメ刺しなさいよ、ジニーちゃん！みたいなw。
って言うか、ヒロインに殴られて昏倒するって殺人鬼ジェイソンの最後としては物足りないし、つまらないでしょ！(泣)

いや、待てよ、、これって3作目も作る予定だから殺人鬼ジェイソンを殺せないって言う、大人の事情じゃ、、。

そんな妄想もあながち間違いじゃ無い気がしてしまう位に釈然としない、何ともつまらないラストが待ち受けておりました。