一作目はジェイソン登場しない!映画13日の金曜日の舞台クリスタルレイクは怖いより癒される?

こんにちは、ぽんぽです。遂に「13日の金曜日」のリメイク作が劇場公開されましたね。しかしながら自分、元祖となる1980年版「13日の金曜日」は未見でして。ええ、はい、映画ファンとしては不届き者です(言い過ぎw)。ってな訳でリメイク作をより一層楽しむ為の予習も兼ねて元祖1980年版「13日の金曜日」の鑑賞に至りました。では本作の製作秘話含めた感想(ネタバレ)、紹介していきたいと思います。

「13日の金曜日 50点(感想ネタバレ)」

公式の予告編が無かったのでゲーム版トレーラー貼っときます

作品情報

1980年劇場公開 アメリカ
ジャンル:ホラー
監督&製作 ショーン・S・カニンガム
脚本 ヴィクター・ミラー
出演者 ベッツィ・パルマー、エイドリアン・キング、ケビン・ベーコン

あらすじ

1980年6月13日—金曜日。ニュージャージー州ブレアーズタウンにほど近いキャンプ場。その名はクリスタル・レイク。のちにジェイソンの故郷として永遠に記憶されるこの場所で、次々と無残に殺されていく若者たち。(Amazonより抜粋)

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舞台クリスタルレイクは怖いより癒される?

実は鑑賞前はいくら有名な作品とはいえ過激さだけが売りの低予算スプラッター映画だろうなと思ってたんです。しかしながら、

古き良きアメリカらしい田舎の街並み、広大な森や野原、渋滞とは無縁の車道を伸び伸びと走るアメ車など冒頭シーンの景色はどれも美しく癒されます。
低予算スプラッター映画のイメージがあるので、映像面での感動はそれ程無いだろうとタカを括って鑑賞してたのですが思いの外、映像から「映画らしさ」を味わう事の出来る見事さです。

特に舞台となるクリスタルレイクのキャンプ場の景色の見事さには意外な程に感動してしまいます。
広大な湖「クリスタルレイク」に纏わる噂は明らかに不穏でヤバいのに、それを上回る景色の美しさは「癒しの空間」としての魅力に溢れているのです。若いキャンプ指導員らが怖い噂を知りつつも嬉々としてクリスタルレイクに足を踏み入れてしまう気持ちは充分に理解出来るんですよね。っていうか、このロケ地、マジで自分も行ってみたいですw。
まぁ、殺人シーンに至るまでの導入が間延びしている所もあるのですが、クリスタルレイクの景色の美しさで意外と退屈知らず、に。

人が死にまくってる不穏な湖「クリスタルレイク」に怖いよりも癒されてしまう爽やかで牧歌的かつ意外な物語導入部分となっております。

若かりしケビン・ベーコンの喉を一突き!アッサリした殺人シーンは物足らず!

クリスタルレイクに潜む殺人鬼の餌食になるキャンプ指導員らの「ザ ・アメリカの若者」っぽさが今、改めて見ると定番キャラ過ぎて寧ろ微笑ましい位ですw。

しかし殺人シーンはあっさり且つマイルド仕様で物足りません。
基本は喉を裂く殺し方は地味で過激さに欠けるのです。スプラッターホラーの傑作だと思いかなりの過激さを期待してたのですが、期待し過ぎましたねw。
まぁ、殺される若者の中に若かりしケビン・ベーコンがいるのはテンション上がりましたけども。SEXの後に殺される、お約束の展開で喉をブッ刺されるベーコンに爆笑しましょうw。
それと殺される若者らはみんな無名の若手俳優なので誰が生き残るのか、予測が付かないのは楽しめました。その若者の中でもアリス役エイドリアン・キングが無茶苦茶、可愛いくて華があるので、序盤〜中盤辺りで生き残りそうな雰囲気はありましたけどねw。

殺人シーンが期待外れなのですが、面白いのは本作が時代と共に移り変わるアメリカ人の価値観への嫌悪感を隠していない所ですかね。
キャンプ指導員ら若者の婚前SEXは古いアメリカ人的な宗教観からすると「けしからん!」価値観でしょうし、指導員の中には肉を食べない菜食主義者がいたりして「アメリカ人なら肉食えや!」と言いたくなるかとw。
若者らを古き良きアメリカ人の価値観を壊す存在として描き嫌悪感を隠そうとしない監督ショーン・S・カニンガムが好きです。古き良きアメリカ人の価値観を壊す若者はお仕置きとして「殺してしまえ!」という、ど直球の批判精神!w。社会に対しての怒りや不満を「殺人」という行為に見出すっていう、ね。個人的にはホラー映画ってジャンルのこういう風刺めいた所が好きなんですよね。

一作目はジェイソン登場しない!殺人鬼の正体は意外過ぎて推理不可能!

さて本作は何と!あの有名な殺人鬼ジェイソンが登場しないのが意外過ぎて衝撃的です。

殺人鬼の正体はジェイソンの母親ポリーズ夫人なんですよね。
過去にキャンプ指導員の不注意で溺死した息子のジェイソンを思い、逆恨みでクリスタルレイクを訪れるキャンプ指導員らを殺していたという、トンデモ真相。
まず、あの有名な殺人鬼ジェイソンが出てこない上に、殺人鬼は母親だったってのがまぁ意外過ぎです。
しかも母親ポリーズ夫人は終盤でいきなり登場する新キャラなので「実はこの人が殺人鬼でした」っぽい殺人鬼の正体を推理する事も観ている側は不可能なので中々の急展開っぷりがナイスです。

それにしてもまさか、13日の金曜日の記念すべく1作目にホッケーマスクの殺人鬼ジェイソンが出てこない衝撃w。
ついでに母親ポリーズ夫人が殺していたならナイフを使用した殺人シーンの地味さも納得ですね。
そりゃ、年配のポリーズ夫人にはそんな突出したド派手な殺人スキルは無いですよねw。

うーむ、死んだ息子ジェイソンの声を幻聴で聴きながら、若者らを殺しまくる激ヤバ母ちゃんポリーヌ夫人!
演じる女優ベッツィ・パルマーの目がイッちゃってて怖い!w

この1作目は血みどろスプラッター映画というより、ポリーズ夫人の狂った母性のヤバさに焦点を当てたサイコホラー映画って感じです。

そんなポリーズ夫人の最後は劇中で1番ド派手です。
生き残ったアリスによる鉈のフルスイングが炸裂し首チョンパ!

これぞ、13日の金曜日である夜に相応しい非道い殺され方のポリーズ夫人に満足ですw。

総評

ナイフを主にしたあっさり殺人シーンは物足らず、スプラッターホラーとしての魅力はそれ程、感じられませんでした。

しかしながらイチ映画ファンとして得るべき物は多く、世界的な有名キャラクター「殺人鬼ジェイソン」が一作目には登場しないという衝撃を今更ながらに味わえた事がとても嬉しくて何だか一人で得した気分に(おめでたい奴w)。

更に舞台クリスタルレイクの景色の美しさは素直に癒されてしまいました。ホラー映画なのに1番、印象に残ったのはクリスタルレイクの景色という、我ながらズレた感覚w。

本作は怖いよりも癒される、面白いというよりは勉強になったと思える、スプラッターホラーの金字塔でした〜。

製作秘話

  • 監督ショーン・S・カニンガムは映画製作を金儲けと言い切る程に映画作りを芸術ではなくビジネスとして捉えているタイプの監督としてハリウッド業界では有名。
  • 監督ショーン・S・カニンガム曰く「本作製作時は子供を育てる為の生活費を稼ぐ為に必死だった。本作の脚本も生活費の為に執筆したんだ。それがまさかこれ程の大ヒット作になるとは思わなかった」と語っている。
  • 本作製作に至った背景にはスラッシャーホラー映画「ハロウィン」の世界的な大ヒットがあり、本作のホラー描写は「ハロウィン」から多大な影響を受けていると監督ショーン・S・カニンガム自身が語っている。
  • 映画の舞台となったキャンプ場は現在も実際に営業している。
  • 劇中では夏の設定だが撮影自体は秋に行われている。
  • 幼いジェイソン役は当初、ショーン・S・カニンガム監督の実の息子が演じる予定だったが監督の妻が「湖での撮影は寒いからダメ」と言った事で結局、ジェイソン役は他の子役が担当した。

13日の金曜日のオススメ度は?面白いのか?

オススメ度   50点

個人的に超好き❗️

↓U-NEXTで「13日金曜日」シリーズ視聴可能です

本ページの情報は2021年4月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。

オススメ度とは?

0〜20点・・・サイテー激ヤバ作

30〜40点・・・何か個人的に嫌い

50〜60点・・・個人的に超好き

70〜80点・・・万人に勧める良作

90〜100点・・・最高な超傑作

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ハリウッド大作から劇場未公開なマイナー作品まで日々映画鑑賞。ちょっとした映画の感想、好きな俳優の事を気ままに記事にしてます。

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