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ワイルドスピード/スーパーコンボ 60点(感想ネタバレ)

こんにちは、ぽんぽです。超人気シリーズ「ワイルドスピード」は自分も大好きなシリーズです。そこから飛び出してきたスピンオフ映画ともなれば観ねば。観ねば。ミネルバ?。ドウェインとステイサムのコンビもどストライクに好み。ではでは本作の見所や製作秘話含め紹介していきたいと思います。

「ワイルドスピード/スーパーコンボは二大アクションスターの異なる格闘スタイルの化学反応が魅力」

予告編です

作品情報

20019年製作 アメリカ

ジャンル: アクション

監督 デヴィッド・リーチ

出演者 ドウェイン・ジョンソン、ジェイソン・ステイサム、イドリス・エルバ、ヴァネッサ・カービー、ヘレン・ミレン

あらすじ

元MI6エージェントのデッカード・ショウ(ジェイソン・ステイサム)と元FBI特別捜査官ルーク・ホブス(ドウェイン・ジョンソン)は、政府から協力要請を受ける。内容はデッカードの妹で、肉体を改造したテロ組織のリーダー・ブリクストン(イドリス・エルバ)に襲われて行方不明になっているMI6エージェントのハッティ(ヴァネッサ・カービー)を保護するというものだった。ハッティが取り戻した人類の半分を死滅させるウイルス兵器の回収を最優先するため、二人は渋々組むことにする。(yahoo映画より引用)

二大アクションスター夢の共演。軽妙な掛け合いは若干スベり気味

ワイルドスピードシリーズ初のスピンオフ映画の情報が公開された当時は「ホブスとショウ、、、何でこの2人?このキャラそんな人気あったっけ?」「スピンオフやるならドミニクの物語が観たいぞ」とまぁまぁ微妙な反応だった自分。超人気シリーズのスピンオフ一発目が意外なキャラのコンビだったのでハテナマークを浮かべながら観たんですが、、ああ、ふむふむ、成る程ってな感じです。観始めると本作の狙いが、結構あからさまに見えてくるんです。そう、それは、

「ドウェイン・ジョンソンとジェイソン・ステイサムでアクション映画作っときゃヒットするっしょ」

「ワイルドスピードって名前付けときゃヒットするっしょ」

という、ゆるい大味なハリウッド思想(謎の造語)が透けて見えてくるんです(笑)。そんなゆるさと大味さがちょいと悪い方向に向かってしまったのが「2人の軽妙な掛け合いトーク」の場面。ハゲ、バカなどのお互いの容姿を弄る所や過去の出演作品を自虐ネタとして使うのは面白いっちゃ面白いんですけど、そんな場面が長いし多いし、、なのでちょい辟易。会話の内容自体も、基本スベり気味だし。実を言うと、ハリウッドの大スター共演作品にありがちな、

「軽妙なトークでお互いを茶化し合いながら決める時はクールに決めるぜ、だって俺達大スターだもん」的なノリ、あんまし好きじゃないんです。

個人的にバリバリのアクションスター同士の共演はシリアスな雰囲気が好きだし、もっと言うと敵同士なら尚、好みなんですけど。

軽妙な掛け合いスベり気味(出典https://youtu.be/dunTPK6lkdI)

ドウェインとステイサムの異なる格闘スタイルを楽しむ

ドウェインはパワー型のプロレス殺法、ステイサムはスピーディーでキレのある、いつものステイサム流格闘術。アクションスターとして異なるファイトスタイルを持つ2人をしっかり活かしていて楽しいです。

ラストのブリクストン相手に決死のタッグプレイを仕掛ける2人の様は本作随一の出来です❗️

土砂降りの雨の中、ドウェインとジェイソンの強烈なタッグプレイが唸りを上げるシーン、結構な燃え燃えポイントです。

イドリス・エルバ演じる悪役は何だかアメコミ映画に出てきそう

イドリス演じる悪役ブリクストンは特殊スーツを身に纏ったハイテク怪力人間。これって、、何だかアメコミ映画に出てきそうな既視感を感じるんですよね。それと敵の乗るハイテクバイク。エンジン音っていうか走行音が「ダークナイト」でバットマンが乗るバットモービルにソックリ。可変式な所含めて。ちょいオリジナリティに欠けるのが残念でした。しかし悪い所ばかりではなくて、良かったのはブリクストン役のイドリス・エルバです。フランス映画「フレンチ・ラン」の時にも感じたんですが、ガタイが良いんです、この人。

厚い胸板に太い二の腕を有するガッチリした格闘家体型故にドウェインやジェイソンと殴り合っても負ける感じがしないんです。

ドウェインとジェイソンという二代アクションスターが苦戦する「強い敵」を説得力たっぷりに演じてるイドリスおじさん、最高です。

制作秘話

  • ワイルドスピード8作目の撮影でジェイソンとの初共演を果たした際、ドウェイン曰く「ジェイソンとの間に特別な何かを感じた」との事。また他の製作陣からもホブスとショウの犬猿の中を描いた作品は面白そうとの意見もあり、それが映画化へのきっかけとなった。因みにドウェインは本作では製作にも参加。
  • 監督曰く、主演2人の格闘スタイルにはコンセプトがありホブスは「力任せに突き進む」、ショウは「さりげなさ」をイメージ。
  • ジェイソンとドウェインは仲が良く、ドウェイン曰く「ジェイソンは普段あまり笑わない。だから撮影の合間は冗談を言ったりしてジェイソンを笑わせるのが嬉しくもあり楽しい。」との事。
  • 本作の格闘スタイルは「ファイト・ビズ」という手法を用いて構築されている。キャラクターそれぞれの特徴を捉えた格闘スタイルを絵コンテで描き出しスタント・ジムで実際に実演しながら格闘シーンを作り上げていく手法。
  • 有名なアクションスターであるドウェイン曰く「映画においてアクションシーンはとても大事な要素なんだ。人物や物語を動かしていく力になる」と発言。

総評

うーん、何だか前半と後半で評価が分かれる作りですね。正直、前半はドウェインとジェイソンのスベり気味な掛け合いや既視感たっぷりの敵設定からして大作だけど凡作って感じなんですけど後半は結構良い出来でした。ヘリVSニトロ積んだ軽トラの綱引き合戦も良かったしハイテク男ブリクストンをぶっ倒した後、「俺はテクノロジーは信じない。仲間を信じる」と、顔面どアップで決めてくれるホブスとかも良くて。

車アクションとファミリー感をしっかり感じさせてくれるワイルドスピードイズムを見せてくれたので満足です。

ただし後半だけですけど(笑)

後半はワイスピ感満載(出典https://youtu.be/dunTPK6lkdI)

ワイルドスピード/スーパーコンボは面白いのか?オススメ度は?一言でいうと?

オススメ度   60点

個人的に超好き❗️

オススメ度とは?

0〜20点・・・サイテー激ヤバ作

30〜40点・・・何か個人的に嫌い

50〜60点・・・個人的に超好き

70〜80点・・・万人に勧める良作

90〜100点・・・最高な超傑作

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〜ヌルい映画レビューにお付き合い下さい〜

ハリウッド大作から劇場未公開なマイナー作品まで日々映画鑑賞。ちょっとした映画の感想、好きな俳優の事を気ままに記事にしてます。

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