前作より面白い!サメ映画ディープブルー3で日本人ミヤ役の蒼れいなを救ったサリーの真意は恩返し?

こんにちは、ぽんぽです。前作「ディープ・ブルー2」のつまらなさに衝撃を受けてから2年。懲りずに3作目が製作されたらしいですが、やっぱり日本劇場未公開、、。って事はヤバい出来なんだろうなと思いつつもサメ映画は大好きなジャンルだし、しょうがないから観てやるかと謎に偉そうな態度のまま鑑賞へw。では本作の製作秘話含めた感想(ネタバレ)、紹介していきたいと思います。

「ディープ・ブルー3 50点(感想ネタバレ)」

予告編

作品情報

2020年製作 アメリカ(日本劇場未公開)
ジャンル:モンスターホラー
監督 ジョン・ポーグ
出演者 タニア・レイモンド、ナサニエル・ブゾリック、エマーソン・ブルックス、蒼れいな

あらすじ

沖合に浮かぶ人工の島「小さな楽園(リトル・ハッピー)」では、エマ・コリンズ博士率いる研究チームが繁殖にやってくるホホジロザメの生態を観察していた。そこに3匹の人喰いオオメジロザメが、、。(映画comより抜粋)

目次
・続編では成長した凶悪な子ザメが再登場!
・前作より面白い!サメそっちのけで人間同士の争いが勃発!
・日本人ミヤ役の蒼れいなを救ったサリーの真意は恩返し?
・総評
・製作秘話
・ディープ・ブルー3のオススメ度は?面白いのか?

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続編では成長した凶悪な子ザメが再登場!

さて前作「ディープ・ブルー2」では遺伝子操作されたサメ「ベラ」が出産した子ザメ達がいましたよね。ピラニアの如く群れで人間を食い荒らした、あの子ザメ達が成長して再登場したのが本作でございます。

今回の舞台となる海に浮かぶ漁村「リトルハッピー」は広々として、お金掛かったセットですw。自然豊かでホホジロザメの生息地である「リトルハッピー」はサメもウジャウジャいて、サメ映画好きとしては既にワクワクw。そこで研究者エマ達はホホジロザメ「サリー」を通じて地球温暖化や海面上昇などの気候変動の研究をしているって設定となっております。

うむ、ひどい出来だった前作とは打って違って何て丁寧な物語導入部分なんでしょう!(感激w)
サメの生態系や気候変動を絡めつつ、そこにいる研究者エマ達はサメや大自然に対してリスペクトを欠かさない良い奴らで好感触なキャラですし。
研究対象であるホホジロザメ「サリー」はサメらしい凶暴さを見せつつも研究者エマには何処かしら心を許してる感じがサメ映画にしては何気に癒されるシーンだったりもして。

そんなサメと人間がまぁまぁ良い距離感で共存してる平和な場所に遺伝子操作された凶暴な子ザメ3匹が大人に成長して食い荒らしに来るってのが面白いです。

シリーズファンとしては本作が続編という立ち位置をちゃんと守ってる所が好きなんですよね。
あの、ひどい出来だった前作「ディープ・ブルー2」を無かった事にせず、子ザメという設定をしっかり受け継ぎながら作られてるのが分かる序盤を観るだけでも、本作は明らかに前作より丁寧に作られたであろう事は察しが付きますw。

前作より面白い!サメそっちのけで人間同士の争いが勃発!

中盤は3匹の頭の良い凶悪なサメの襲来があるもサメそっちのけで人間同士の争いが勃発する意外な展開が待っております。

漁村リトルハッピーには3匹の凶悪なサメを追ってきたサメ狩り集団が降り立つのですが、まぁ悪い奴らですw。凶暴なサメを殺す為にリトルハッピーの村人とサメの生息地ごと爆破する、トンデモ計画を実行するサメ狩り集団には流石に研究チームのエマ達も黙ってられず戦闘へ。
そこからはサメ狩り集団vsエマら研究チームによる唐突なアクション展開へと早変わりです。

特にサメ狩り集団一味のルーカスvs研究チームのショーの唐突な格闘アクションに爆笑ですw。
サメ狩り集団一味のルーカスが研究チームに襲い掛かる際に何故か華麗な足技を披露するシーンがw。空中キックから回し蹴りを絡めた軽快な足技アクションはとても金目当てのサメ狩り集団には見えずw。そんな華麗な足技使いのルーカスを迎え撃つ研究チームの黒人ショーも逞しいボクシングスタイルが堂に入っていてキレが抜群w。この2人の格闘アクションが意外な程に出来が良くて笑っちゃいます。サメ映画観てるのに、そこだけアクション映画状態w。
後で調べて分かったのはルーカス役のブレン・フォスターは本業が武道家だと言う事。
要するにアクション俳優ブレン・フォスターの持ち味であるアクションを活かす為だけのシーンw。サメ映画だろうが関係ないぜ!俺の華麗な足技を見ろ!」とでも言いたげなファイトシーンの唐突で異様な出来の良さのチグハグ感に爆笑しましょうw。
ヴァンダムもしくはスコット・アドキンスを彷彿とさせる華麗な足技使いのブレンくん、めっちゃ二番煎じ感あるけど嫌いじゃないゾw。

ああ、それとふと思ったのですがルーカスが村を破壊しまくる時に使った武器は何ですかね?
青緑のカラフルなモリ銃?ポンプ銃みたいや武器、地味に好きで一つ欲しいんです。夏に友達同士で撃ち合いしたら楽しそうだし(馬鹿w)

このサメそっちのけで人間同士が争う戦闘アクション展開は唐突で雑に思える所にあるかもしれませんがシリーズファンとしては納得出来る展開でもあるのです。
と言うのは「ディープ・ブルー」1作目でアルツハイマー治療を成功させ、2作目では人間の知能を高める高知性薬の開発にまで至り、いわば遺伝子操作したサメは巨万の富を得る巨大ビジネスになっている訳です。だからこそ、遺伝子操作した凶悪なサメを利用し巨大企業は暗躍し、金目当ての悪い奴らも手段を選ばず凶悪に。
本シリーズの特徴って「凶悪なサメと人間の戦い」を描きつつ人間側のエゴを批判する内容でしたよね。
今回の3作目では遂に「凶悪なのはサメじゃなくて人間だろ」という痛烈な批判が炸裂してるんです。だからこそエマら研究チームはサメと戦うのでは無く、同じ人間であるサメ狩り集団と戦う羽目になるんですよね。って言うか、普通に人もサメも爆薬で殺そうとしてるサメ狩り集団の奴らって凶悪なサメより凶悪だしw。

なので、唐突に人間同士が争う戦闘アクション展開も人間のエゴを描いてきた「ディープ・ブルー」シリーズを観てきた人間にとっては「こういう展開もアリだな」と思えるし決して意味不明な展開でも無いのです。ただし、流れとして唐突だし雑だとは思いますがねw。

この中盤の「凶暴なサメvs研究チームvsサメ狩り集団」の三つ巴な構図はどっち付かずに感じる部分もありますが、アクションシーン自体の出来は総じて良いので普通に前作より面白いw。

日本人ミヤ役の蒼れいなを救ったサリーの真意は恩返し?

さてサメ狩り集団との戦闘アクション展開に「あれ?サメとの戦いは?」となりますが終盤はしっかりサメとの戦いが待っております。ここからは「ディープ・ブルー」シリーズならではの魅力ある要素がバシバシと出てきます。

例えば意外な登場人物がサメに喰われる「ディープ・ブルー」らしい衝撃展開も健在です。
エマの元彼はイケメンで明らかに主人公エマと一緒に生き残る系キャラなのに、物凄い喰われっぷりで死にます。研究チームの逞しい黒人ショーも男気ある好きなキャラだったのですがサメと相打ち覚悟の自爆戦法で死にますし。この意外な登場人物がサメに喰われていく、従来のモンスターパニック映画の定石を外した展開は「ディープ・ブルー」だなぁって感じがして好きですねw。

コイツらの死に様にしっかりと意外性と驚きが生じるのは序盤の登場人物達の人間性を描く導入部分が丁寧からこそ。何て言うか1作目程の魅力は無い本作の登場人物達ですがキャラ描写が丁寧なのでちゃんと感情移入出来るのが良いんですよね。

それと地味に嬉しいのがシリーズ初の日本人キャストである蒼れいなの存在です。
ハリウッド映画に出演する日本人女優って何処かしら欧米型の「自立した気が強い女性」を頑張って英語で演じる所あるじゃないですか。日本人女優の「ワタシ、ハリウッドで演技してるわよ」っぽい背伸びしてる感が苦手なんですがミヤ役の蒼れいなには不思議とそれが無いんです。日本人研修生ミヤのキャラ設定も良くて「優秀だけど可愛いらしい無邪気な日本の女子」って雰囲気が出ているって言うか。可愛らしいビジュアルと欧米的な「優秀さに裏打ちされた自信」を垣間見せるミヤの役柄が思いの外、蒼れいなにハマってるんです。更には情熱的なハリウッド流のキスシーンも堂々とした演技でこなしてるし。何て言うか本作の製作陣は若い日本人女優をどう活かせば良いか十分に理解してるんですよね。やっぱり、こういう「可愛いけど優秀」って役柄はアジア系や日本人女優には合いますね。ただまぁ、サメに襲われる時の恐怖の表情を浮かべる蒼れいなの演技はオーバー過ぎて、ちょいドン引きしましたけどもw。

因みに蒼れいなは双子の姉妹で活動している女優兼タレントです。
Twitterは2012年以降は更新無しで今はインスタを中心に月1ペースで情報発信してるっぽい?。双子だから有名なTikTokerかもと思っていたのですが、そうでもない(失礼w)。どうやら無名に近いタレントさんみたいですね。そんな無名タレントが本作「ディープ・ブルー3」で堂々とハリウッド演技をぶちかましてるのが普通に凄いw。今後も海外ドラマの脇役とかで地味に活躍しそうw。

そして肝心の主人公エマも自然やサメへの敬意を忘れない「生き残る系」のナイスキャラw。
ホホジロザメ「サリー」らサメの生息地を守る為にサメ狩り集団とドンパチ、そのあとは凶暴なサメとの死闘に臨む、かなりのハードスケジュールっぷりw。サメ大好きなのに生態系を壊しまくる凶暴サメは殺すしか無いという矛盾した決断も主人公エマの人物描写が丁寧なので納得できるし応援したくなりますな。

特に最後の1匹となる凶暴サメとの対決シーンは怖過ぎてトラウマ級です。
サメ捕獲用の檻(ゲージ)に追い詰められたエマは超至近距離でサメに突撃される事態に。水中の狭い檻の中でサメが口を開けて迫ってくる恐怖ったら半端じゃないですw。
本物と見紛うCGで描かれるサメとの死闘は圧巻でトラウマ級の怖さ!
その恐怖レベルは「ジョーズ」観て以来、一時期、怖くて海に入れなくなった体験を呼び起こすが如く。
正に本作イチの見所ですし、サメ映画屈指の名シーンと言っても過言じゃないかと。
凶暴サメに対して「ホントにゴメン」と謝りながも、容赦無く圧殺する主人公エマの姿は中々に逞しくて好きですw。

あっ、それともう一つ、珍?もしくは名シーンとも言える「サメの恩返し」にも触れねばww。
生き残ったのは主人公エマ、リトルハッピーの村人である黒人女性ナンディ、そして日本人研修生ミヤ。何故か死んだ筈のミヤが生き残ってたのは、エンディングから察するにどうやら「サリー」のお陰とも言えるシーンが新鮮w。サメの生息地を守る為に戦うエマ達の為かどうかは分かりませんが、劇中で研究チームを救う行動をとるホホジロザメ「サリー」に驚きましょうw。遺伝子操作されたサメと同様に凶暴な筈の「サリー」がエマを救い、更には日本人ミヤまでも救う、あり得なさw。
うーむ、人間を救うサリーの真意って何だろうと考えたのですが、そこはやっぱり「サメの恩返し」ってヤツですかね。大自然に対してサメに対しての敬意を忘れない人間には大自然もサメも感謝するし恩返しもする的なw。
それにしてもサメ映画に出てくるサメで人間に優しいサメって初めて見たんですけどw。
流石は「ディープ・ブルー」シリーズ!サメ映画の常識をぶっ壊してくれやがります!w

このサメの生態上、絶対にありえない「サメの恩返し」なる珍シーンに爆笑しつつも、ちょっと癒される名シーンっぽく感じてしまったのが何か悔しいw。
堂々としたハリウッド演技してます、蒼れいなさん

総評

はっきり言って前作「ディープ・ブルー2」より面白いですw。
意外なキャラがサメに喰われる衝撃、人間のエゴと生命への倫理観を描くテーマ、CGで描かれた頭の良い凶暴なサメの豪快な喰いっぷりなどシリーズの魅力を受け継いでる所が嬉しい限りです。

ジョン・ポーグ監督よ!「ディープ・ブルー」の魅力をよく分かってるじゃん!みたいなw。

中盤の唐突な人間同士の戦闘アクションシーンによりサメ映画の要素が薄れましたが、そこは3作目ならではのオリジナリティと捉え個人的には好きな展開でした。

にしてもホホジロザメ「サリー」のサメの恩返しシーンは笑えたし癒されましたw。

1作目には及ばないまでも、本作くらいの手堅いクオリティで続編が製作されるなら4作目も観たいゾ〜。

製作秘話

  • ジョン・ポーグ監督は「ディープ・ブルー」の大ファン。
  • 本作ではジョン・ポーグ監督が以前から大きな魅力を感じていた「気候変動」をテーマに取り入れている。
  • 海に浮かぶ村「リト・ハッピー」は広大な公園に実物大のセットを作り再現されている。スピン役アレックス・バートは「公園にいきなり漁村のセットが出来上がっているから、初めて見た時は凄く驚いたよ。」と語っている。
  • 海に浮かぶ村「リトルハッピー」のイメージは「海に沈みつつある幻想的な村。ジョン・ポーグ監督曰く「現実的になり過ぎない設定の村にした」との事。
  • キャスト陣は撮影前にカリフォルニアでダイビング講習を受けた上で撮影に臨んでいる。
  • タニア・レイモンド演じる主人公エマが水中で敵と格闘するシーンはスタントマンを使わず本人が全て演じている。
  • 本作の撮影で1番、難しかったのはCGで描かれるサメの攻撃に対する人間のリアクションの撮影。ジョン・ポーグ監督曰く「実際にいないサメを想像しながらタイミングを合わせて俳優のリアクションを撮るのに時間がかかった」との事。
  • ルーカス役のブレン・フォスターは俳優兼、格闘家として活動するマルチタレント。

ディープ・ブルー3のオススメ度は?面白いのか?

オススメ度   50点

個人的に超好き❗️

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本ページの情報は2021年2月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。

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つまらない2作目の感想も載せてますので宜しければw

大好きな1作目の感想も載せてますので、ぜひ〜

オススメ度とは?

0〜20点・・・サイテー激ヤバ作

30〜40点・・・何か個人的に嫌い

50〜60点・・・個人的に超好き

70〜80点・・・万人に勧める良作

90〜100点・・・最高な超傑作

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ハリウッド大作から劇場未公開なマイナー作品まで日々映画鑑賞。ちょっとした映画の感想、好きな俳優の事を気ままに記事にしてます。

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