こんにちわ〜ぽんぽです。映画「フェイスオフ」以来、90年代のトラボルタ出演アクション作品にハズレ無し!何故か、そんなジンクスが勝手に自分の中にあるのです。そんな謎のジンクスwwを当てに映画を漁りまくってたら本作を発見!鑑賞へと至りました〜。では本作の製作秘話含めた感想(ネタバレ)、紹介していきたいと思います。
「ブロークンアロー 60点(感想ネタバレ)」
作品情報
1996年劇場公開 アメリカ ジャンル: アクション 監督 ジョン・ウー 出演者 ジョン・トラボルタ、クリスチャン・スレーター、サマンサ・マシス
あらすじ
ディーキンス少佐とヘイル大尉が搭乗した戦闘機が、核弾頭を搭載しユタへ向かっていた。だが突然ディーキンスがヘイルを非常脱出装置で機外に放り出し、核弾頭を強奪する。国立公園に落下したヘイルは女性監視員に協力を頼み、消えた核弾頭とディーキンスの行方を追うが……。(映画comより抜粋)
荒唐無稽で派手な銃撃戦、テンポの良い物語が魅力!核兵器に関する描写の雑さに爆笑!
【軍事用語?それとも暗号?「ブロークンアロー」の意味!】
輸送機が墜落し運搬していた核兵器がテロリストに奪われてしまう展開となる本作。こう言った「核兵器事故」に関する事態の時に軍事用語もしくは暗号(コードネーム)として使われる言葉。それが「ブロークンアロー」。ヘェ〜ふ〜ん、これは勉強になったww。響きもカッコいし。日常生活で言ってみたいww(バカ)
緊迫した事件に対応する防衛省作戦本部。彼らの会話の中で作品タイトル「ブロークンアロー」に関する意外なウンチクが判明する様子が楽しいですな、うむ!
【悪役トラボルタさん、核兵器の扱いが雑過ぎて爆笑!】 本作で悪役ディーキンス少佐を演じるジョン・トラボルタ。この時代のトラボルタが出演するアクション作品はハズレ無しですね。ディーキンス少佐もそうですが志高い軍人が腐っていきテロリストへと鞍替えする、、みたいな人間味ある敵を演じるのにはトラボルタは打ってつけ。まぁ魅力的です。 ただ、何て言うか、問題点と言いますか爆笑ポイントとでも言いますか。本作での核兵器の扱いはかなり雑でリアリズムには欠けます。例えば陸軍が墜落現場の核兵器収納コンテンナを開ける場面。放射能対策の防護服を着てなかったりするんです。被爆したらどうするんじゃい、みたいな。他にも核兵器の直近で銃撃戦始めちゃったり。極め付けは悪役ディーキンス少佐ですよ。盗んだ核兵器2つの内の1つをあっさり爆破しちゃったりするんです。しかも核兵器にスイッチを入れた後、車で退避圏へ逃げるっていうトンデモっぷり。 いや、核兵器だから!今から逃げても間に合わんだろww。 でも結果、無事逃げ切れてたりする始末。この気持ち良い位のあり得なさに爆笑です! こんな感じで核兵器に関するトンデモ描写はハリウッド映画にしては珍しい位、雑で逆に面白いです。ここら辺から何となく察しが付いてきます。「あ、これは、細かい事抜き、頭空っぽにして観るタイプのアクション映画だ」って事に。それはそれで、大好きなジャンルなんで、オールオッケーですけどね。
【超人的な銃の腕前?スレーター!ヒロインも戦闘力高め!】 同僚でありながらテロリスへと寝返ったディーキンス少佐。彼を追う主人公ヘイル大尉を演じるのはクリスチャン・スレーター。最初は勝負所での思い切りの悪さが目立つ軍人なのですが、核兵器を追う中で、逞しく強気なイケイケ軍人になって行く姿が楽しいです。核爆発を至近距離で食らっても被爆せず健康体な不死身っぷりにまず爆笑。更に武装ヘリをリボリバー銃で撃ち落とす、超人的な銃の腕前も見せてくれます、ヘイル大尉さん。ここも爆笑ポイントですww。ジョン・ウー監督らしい、「銃を必要以上にぶっ放しまくる銃撃戦」満載の本作でも大活躍してくれる、クリスチャンな、スレーターさんです。 ヘイル大尉の超人的なキャラに引けを取らないヒロインキャラも魅力です。サマンサ・マシス演じる公園監視員テリーの戦闘力の高さにビビりましょうww。格闘戦では銃を奪われた瞬間にナイフに持ち替え接近戦を仕掛けるわ、敵の車両に飛び移るわ、の大活躍っぷりです。しかも職業柄、地理にも長けており核兵器の追跡に大いに役立ってます。おまけに主人公ヘイル大尉を差し置いて、核兵器を積んだ貨物列車に1番に乗り込み敵を追い詰める姿。何、この戦闘能力、スゴっ。と口アングリww。公園監視員って、こんな強いの?と感心しまくり。アクション映画に於いてヒロインは足手まといとして描写される事が多いですが、本作のヒロインは主人公顔負けの戦いっぷりを見せてくれます。って言うか、アクションシーンに関しては主演クリスチャン・スレーターよりも堂に入った迫力あるアクションを見せてくれる、女優サマンサ・マシスです。
【テンポの良さが抜群な追走劇!トラボルタVSスレーター!】 米軍からぶん捕った核兵器を雑に扱いまくる姿に結構なクレイジーさを感じさせる悪役ディーキンス少佐(ジョン・トラボルタ)。彼を追い詰めるかっての同僚、ヘイル少尉(クリスチャン・スレーター)。核兵器を巡る2人の追走劇が抜群のテンポの良さで描かれております。 核兵器描写の雑さすら気にならない物語のスピーディーさ(笑) そしてラストは貨物列車の中で繰り広げられる対決シーン! ジョン・トラボルタVSクリスチャン・スレーターの殴り合いがたっぷり見られます。うむ、この2人の対決シーンは新鮮ですね。 ここで改めて感じるのはアクションシーンを演じるトラボルタの存在感です。ガッチリした体から繰り出すボクシングスタイルのパンチは結構な迫力。繰り出す絞め技も堂に入ったモノ。アクション好きな自分でも結構、満足出来るアクションシーンを見せてくれます、トラボルタさん。 対するクリスチャン・スレーターは、正直、ちょい見劣りしますね。序盤から気付いてはいたのですが、、アクション映画の主役貼るにはスレーターは色々な要素が欠けてしまっている俳優な気がします。筋肉質でもなければ、アクションシーンを演じるのに長けている訳で無い。ラストのトラボルタとの対決シーンでも、パンチ、キック共に結構ヘナチョコ。観てて萎えるんですよね。おまけに銃を抱える姿も普通。主演クリスチャン・スレーターを観ていて「うぉ、カッコイイ!燃える!」と思える場面が中々無い。これってアクション映画の主役を貼るには致命的な気がします。共演したトラボルタや女優サマンサの方に役の存在感ごと、、見せ場ごと持ってかれてる始末。残念ながらクリスチャン・スレーターを楽しむ事の出来る作品では無い様です。 しかしながらアクション映画としては良作ですので、ご安心を。 荒唐無稽で派手な銃撃戦&テンポの良い物語、トラボルタの悪役っぷりと女優サマンサの強さ、など楽しめる要素は沢山ありますので。
ブロークンアロー のオススメ度は?面白いのか?
オススメ度 60点
個人的に超好き❗️
↓レンタル&DL購入
↓廉価版Blu-ray
オススメ度とは?
0〜20点・・・サイテー激ヤバ作
30〜40点・・・何か個人的に嫌い
50〜60点・・・個人的に超好き
70〜80点・・・万人に勧める良作
90〜100点・・・最高な超傑作