こんにちは、ぽんぽです。ジャッキー映画の新作が公開されますね〜。自分がジャッキー映画を劇場で鑑賞するのは「スキップ・トレース」以来です。「スキップ・トレース」が無茶苦茶ジャッキー愛溢れる作品だったので、また新作が公開されたら観に行こうと思っていたので素直に嬉しい限りです。しかもポリスストーリーの名を関する新作となれば期待度MAX!鑑賞へと至りました。では本作の感想(ネタバレ)、紹介していきたいと思います。
目次
「ポリスストーリーREBORN 50点(感想ネタバレ)」
作品情報
2018年劇場公開 香港・中国合作 ジャンル: アクション 監督&脚本 レオ・チャン 製作総指揮 ジャッキー・チェン 出演者 ジャッキー・チェン、ショウ・ルオ、オーヤン・ナナ、エリカ・シアホウ、カラン・マルベイ、テス・ハウブリック
あらすじ
2007年の香港。証人警護作戦へと駆り出された国際捜査官リンは、人工遺伝子に絡む陰謀に巻き込まれ、瀕死の重傷を負う。13年の時が流れた2020年のシドニー。黒ずくめの犯罪組織や謎のハッカーなど、当時の事件に因縁のある人間たちが次々と姿を現し……。(映画comより抜粋)
ジャッキーのレーザー銃殺法の新鮮さ&クオリティ高いアクションを披露する女優陣!しかしストーリー展開はひどい!
【ハイテク兵器を駆使する人造人間!テクノロジー描写は雑?】
今回、ジャッキーの前に立ちはだかる敵は何と人造人間、なんです。遂に、、遂にジャッキーが人間以外の敵と戦う設定、、キターー(電車男風)。人工心臓と人工血液により高い再生力と身体能力を有するって感じも、、うーむ、手強そうですな。しかも目的は世界征服。うおおしっ!それでこそ悪役!です。
オマケに敵のリーダー格である人造人間アンドレ、初登場では黒装束纏い、ほぼ見た目はスターウォーズでいう悪のジェダイ騎士状態。
これはオマージュなのかパクリなのか、、判断の難しい所www。
圧倒的な防弾性能を持つ戦闘服、高火力なレーザー銃、、ジャッキー映画史上最強のハイテク兵器を駆使し襲いかかって来るアンドレの強敵っぷりが何とも楽しいです。しかも、アンドレさん、、ほぼ宇宙船に近い形状の飛行船まで持ってるんです。飛行船って、ちょっとハイテク過ぎませんかww。戦闘服やレーザー銃は適度な近未来感を演出する楽しい設定なんですけど、飛行船ってなると、もう荒唐無稽過ぎて、、笑っちゃうんですよね。何ていうか、ちょい雑ww。敵側のハイテクっぷり、というか敵側の保有するテクノロジー描写は、もう少し丁寧にリアリティ持って描いて欲しかったです。
【レーザー銃殺法?ジャッキーアクションの新境地!】
ジャッキー演じる捜査官リン。序盤、護送任務中に人造人間アンドレの襲撃に遭い苛烈な銃撃戦へと巻き込まれる件が最高です。滅茶苦茶な貫通力を持つ敵側の銃の威力に為す術なく撃ち殺されていく捜査チームの仲間達!中々の地獄絵図!その中で孤軍奮闘、銃を連射しながら立ち向かう捜査官リンの逞しさに燃え燃えです。
中盤はジャッキーお馴染みの道具を使った小気味良いアクションを楽しめます。まぁ流石にジャッキーも高齢の身なので体のキレはイマイチではありますが。
そして終盤!本作の最大の見所!敵の飛行船に潜入し捜査官リンがレーザー銃を撃ち合う場面!黒い戦闘服を纏いレーザー銃で撃ち合うジャッキー、ムッチャ新鮮!
長回し風カメラワークで撮られたレーザー銃による射撃&格闘が織り交ぜられたガンアクションも格好良い!ジャッキーのガンアクション、、イヤ、レーザー銃殺法ですかね、これは、、ムッチャ良い。
レーザー銃撃つジャッキー、、最高ですよ、もう。ジャッキーアクションの新境地、しっかり楽しめます。
【高齢なジャッキーを補う?2人の女優はアクションが凄い!】 ジャッキーも高齢ゆえ、どうしてもアクションシーンでの動きの鈍さは本作でも目立ってしまうんですよね。そんなジャッキーの鈍いアクションを補うとも言える良い動きをする女優さんが2人いるんです。 まずは捜査官リンの同僚スーを演じるエリカ・シアホウ。序盤の捜査チームvs人造人間アンドレの銃撃戦で中々のアクションを見せてくれるんですよ、これが。銃弾飛び交う劣勢の捜査チームの中で単身、人造人間アンドレにナイフ格闘戦を仕掛ける女性捜査官スー。その動きが結構キレがあって良い感じなんです。勿論、カメラのカット割りも上手いからかもしれませんが、それでも無茶苦茶、燃える良い動きを見せてくれるんです。アクションをスローモーションで見せる演出も程よく織り交ぜながら、女優エリカ・シアホウのクオリティ高いアクションが楽しめます。 そしてもう1人は人造人間アンドレの側近である、女殺し屋を演じるテス・ハウブリック。欧米女性らしい、がっちりした身体つきから放たれるパンチやキックが結構重そうで迫力があって良い感じ。オマケに彼女が扱う回転ナイフアクションもキレがあって、これまた良い感じ。正直、動きの良さではジャッキーを超えてる気もする、、それぐらいジャッキーが年取ったって事ですね。ちょい切ない。 そんな感じで本作ポリスストーリーリボーンではジャッキーを上回るアクションを披露する2人の楽しい女優さんがいらっしゃいますです、ハイ。
【本作でのコミカル担当はショウ・ルオなんだけど、、】
ジャッキー演じる捜査官リンは比較的シリアスなキャラ。そんな訳でジャッキーに代わり本作で泥棒リスンというコミカルな役を演じるのが、アジアのイケメンマルチタレントであるショウ・ルオ。イケメンさん、一生懸命コミカルでドジな動きをしているのですが、イマイチです。そもそもジャッキーファンにとっては、見たいのはジャッキーのコミカルさであって、他のキャストのコミカルさとかどうでもいいんですよね、正直。っていうか、ぶっちゃけ、ショウ・ルオにはコミカル抜きで普通にガチのアクションシーン演じて欲しい欲求の方が高いです。若いから動けそうですしww。ルオのコミカル、、どうでもいい(2回目)
【ジャッキー映画として楽しめるけどストーリー展開が雑!】 「スターウォーズ」的ノリでレーザー銃殺法を披露するジャッキーの新鮮さにヤラレ、ジャッキー映画としては楽しめる本作なのですが、、やっぱり雑な所は結構目立ちます。 誘拐された娘ナンシーが乗る車を捜査官リンと泥棒リスンが何の躊躇いもなく横転させて、その後、中を見たら、いない、、イヤ、そこ脱出出来る訳無いし普通死んでるだろ、な所とか。あと女殺し屋を催眠ガスで眠らせて逮捕しちゃって終わりな所とか。あんだけ見事なアクションを披露した女殺し屋を最後の最後で戦わずに終わらせちゃうんだ、、みたいな。他にも泥棒リスンが死んだと思ったけど実は生きてました展開とかも、雑過ぎて、何とも思わないレベルww。 そして1番の雑&ダメダメな部分が人造人間アンドレvsジャッキーの格闘アクションがほぼ皆無な所なんですよ!メイン所である強敵アンドレと捜査官リンのアクションシーンが殆ど無いって、マジかよ、トホホ。最後の方でリン、スー、リスンが3人がかりで人造人間アンドレに挑む場面も、ただの取っ組み合いレベル。ここは、やっぱり3人のコンビネーションアクションをガッツリ見せて欲しいのになぁ。こんな感じで本作って、観たい展開がことごとく観られない、微妙なストーリー展開ばっかしで、結構ストレス溜まるんですよね。
ポリスストーリーREBORN のオススメ度は?面白いのか?
オススメ度 50点
個人的に超好き❗️
オススメ度とは?
0〜20点・・・サイテー激ヤバ作
30〜40点・・・何か個人的に嫌い
50〜60点・・・個人的に超好き
70〜80点・・・万人に勧める良作
90〜100点・・・最高な超傑作