こんにちは、ぽんぽです。今最もアジアで熱いアクションスターになりつつあるマ・ドンソクの新作〜。彼の重量感あるアクションを再び堪能出来そうな本作です。観る前からテンションだだ上がりのまま鑑賞致しました。ではでは本作の見所や感想含め紹介していきたいと思います。
「守護教師は二転三転する犯人像を楽しみつつマ・ドンソクの重たい豪腕ボディーブローに燃えるべし」
作品情報
2019年製作 韓国 ジャンル: サスペンス・アクション 監督&脚本 イム・ジンスン 出演者 マ・ドンソク、キム・セロン、イ・サンヨプ
あらすじ
かつてはボクシングのチャンピオンの座に就きながら、暴力沙汰によりコーチの職を失ってしまったギチョルは、女子高の体育教師として働いていた。女生徒たちに囲まれた職場は、男ばかりの世界で過ごしてきたギチョルにとっては戸惑うことばかりだったが、学校になじもうとする中で不登校中の同級生の行方を捜すユジンと出会う。こつ然と姿を消してしまったその生徒を、他の教師は単なる家出と取り合わず、警察の捜査もまったく進展が見られなかった。(映画comより抜粋)
一向に進展しない女子高校生行方不明事件。観る側の募る苛立ちが頂点に達した時に唸りを上げるギチョルの拳の爽快感
事件の舞台となる町はまぁ、問題だらけ。夜になると目に前で女性がバンで連れ去られる光景は日常茶飯事のヤバイ治安、何故か捜査に乗り気じゃない警察、行方不明の女生徒に無関心の教師達。行方不明事件が進展しない理由が其処彼処にある状況は、観てて、むっちゃイラつきます。
観てる側の苛立ちは劇中のギチョル自身も感じていて、彼が悔しさ故に握りしめる拳のシーンに共感度大。そんなギチョルの拳が唸りを上げる流れは観ていて爽快感抜群。元ボクシング東洋チャンプの肩書きに相応しい戦いっぷりが最高です。
冴え渡る動体視力で攻撃を捌き、強烈なボディーブローを叩き込んでいくスタイルが燃えます。
ギチョル役のマ・ドンソクのボディーブローは、もう本当に天下一品ですな。映画「無双の鉄拳」でも同様に感じたんですが、「こんなに重々しいボディーブローをかますアジア圏のアクションスターっているのかな?」レベルのナイスボディーブローでごわす。そんでもって、やっぱりガタイの良さもグッドです。
がっちりムッチリな体つきは防御力高そう(笑)
韓国ヤクザ共に武器でぶっ叩かれようが何されようが体を丸めて防御を固め次の瞬間には反撃のボディーブローを放つ戦闘スタイル、うーむ、激燃えです。
暗躍する大人達の思惑に翻弄されるユジン。ミスリードの上手さ故に二転三転する犯人像の面白さ
まずはここ。
Yシャツムチムチのギチギチ、、「いや、あんた、教師っぽくないわい」状態のギチョルに臆せず小生意気っぷり全開の女子高生ユジンちゃんに面喰らいましょう、皆さん方(笑)
「ぐわ〜生意気、マジで感じ悪、、この娘」と思いながら観ていたんですが、よくよく考えるとユジンちゃんの気持ちも分からなくない。
行方不明になった親友を真剣に探しているとはどうしても思えない大人の奴らがそこら中にいうんですもん。学園理事長、職場の教師達、韓国ヤクザ、汚職警察官、、こいつら、どいつもこいつも理由さえあれば自己保身の為にユジンの親友を殺しかねない奴らばっかり。そりゃ、ユジンちゃんも不信感MAXの小生意気モードにはなりますわ。大人達の思惑に翻弄されてイライラしてる若者心をしっかり描いておりましす、本作。
それとサスペンス部分も出来がよろしいんです、これ。本作って実は登場人物自体は多くなく、実は中盤辺りからある程度の犯人像は予想が付いてくるんです。
「あ、こいつか、犯人は、、理事長なのね」と。
しかし、そこでミスリードが上手い具合に炸裂。
「むむ、理事長の息子は、、あ、あの美術教師だったのね、って事は?」
こんな感じでそれ程多くない登場人物達の中でも犯人像が二転三転するので思わぬ展開を楽しめます。
総評
期待通りのマ・ドンソク流アクションが炸裂しとります本作。ボディーブローの強烈さをバシバシ感じられる良いシーン多数ありました。うむ、満足です。それとサスペンス部分の出来もかなり良いんです。比較的狭い人間関係の中でもミスリードの仕方が上手いので真犯人についてある程度予想がつき始める中盤以降も退屈せず、真相もしっかり驚けるグッドな流れが楽しかったです。
唯一の不満としては、やっぱりギチョルには理事長をボコボコにして欲しかったな。
っていうか車で突っ込んだ時にもっとアクセル全開でぶつかって理事長を圧殺して欲しかったかも(笑)
守護教師は面白いのか?オススメ度は?
オススメ度 70点
万人に勧める良作❗️
↓レンタルorDL購入
↓DVD
↓Blu-ray
オススメ度とは?
0〜20点・・・サイテー激ヤバ作
30〜40点・・・何か個人的に嫌い
50〜60点・・・個人的に超好き
70〜80点・・・万人に勧める良作
90〜100点・・・最高な超傑作