映画レディオアノットの結末はグロいけど爽快!死のゲームの敗者に訪れる衝撃的なラスト!

こんにちは〜。毎度でございます!ぽんぽです。自分には「リベンジアクション」と言う大好物な映画ジャンルがあるんです。何と偶然、新作が発売される情報をキャッチ!しかも劇場未公開作品ながらアメリカでの評価は高めとの事。期待大!な気持ちで鑑賞しました〜。では本作の製作秘話含めた感想(ネタバレ)、紹介していきたいと思います。

「レディオアノット 60点(感想ネタバレ)」

予告編

作品情報

20019年制作 日本劇場未公開 アメリカ

ジャンル: ホラー

監督 マット・ベティネッリ=オルピン、タイラー・ジレット

出演者 サマラ・ウィービング、アダム・ブロディ、マーク・オブライエン、ヘンリー・ツェーニー、アンディ・マクダウェル

あらすじ

大富豪一族に嫁ぐことになったグレースは、結婚式の日の夜、一族の一員として認めてもらうための伝統儀式に参加することになる。その儀式とは、一族総出で行われる「かくれんぼ」だった。やがて一族全員が武器を手に自分の命を狙っていることを知る、、、。(映画comより抜粋)

花嫁の心理描写が丁寧!ル・ドマス家が仕掛ける命がけの「かくれんぼ」の結末は爽快で意外とグロい!

【ホラー映画なのに花嫁グレースの心理描写が細やかで丁寧】
劇中では、初登場でいきなりタバコを吹かす花嫁姿のグレースに面食らいます。その冷めた雰囲気は性悪女風でホラー映画ならすぐに殺されそうなビッチ感を纏ってます(笑)
意外なのは、その性悪女風グレースが結婚に至る理由を細やかな心理描写で丁寧に描いている所なんです。ホラー映画なのに、そこが丁寧なんです(笑)一見すると財産目当ての結婚をした性悪女に見えるグレースなんですがそれだけじゃないんです。彼女は幼少時の辛い体験から家族を欲していて、純粋に夫アレックスを愛していて。勿論そこには彼の莫大な財力にも惹かれていて。
「愛と経済力」が決め手の結婚、、それって要するに女性が結婚を決意する上で重要視する当たり前の事なんですよね。そんな誰もが共感出来る価値観を有する性悪女風グレースにいつの間にやら感情移入している自分ww。そして彼女が自分なりの幸せを手にしようと嫁ぐ富豪一家が、、まぁ、とんだイカレ家族なのが余りにも酷過ぎて、楽しくて、ワクワクなんですけどねww。
【先祖代々の伝統を盲信するイカれた富豪一家ル・ドマス家】
グレースが嫁ぐ富豪一家ル・ドマス家は、最高にイカれております。グレースを全く歓迎してないル・ドマス家の家族から終始漂う不穏な空気(笑)そりゃ、そうか、命がけのゲームを仕掛けて花嫁グレースを殺す気満々ですもんね(笑)。何で命がけのゲームを花嫁グレースに仕掛けるのかって言ったら、、それが先祖代々伝わる伝統だから。うーむ、単純で怖いゾww。
ゲーム事業で財を成した先代への尊敬を込めてゲームは常に命がけで臨むべし!的な家訓のル・ドマス家、やば過ぎます。ゲームとは名ばかり、「夜明けまでに花嫁殺さないとル・ドマス家全員死ぬ」というトンデモルール設定な「かくれんぼ」が幕を開けるんですよね。面白いのはル・ドマス家の家族は殺し合いや武器の扱いに関しては素人な所です。斧やボウガンで花嫁グレースを殺そうとするのですが、誤射はするわ、逆に花嫁グレースに返り討ちに遭うわ、と散々な目に。自分達が仕掛けたゲームのルールに逆に慌てふためく、ル・ドマス家の間抜けさが笑えます。
イカれた富豪一家のル・ドマス家!
【血生臭い「かくれんぼ」の結末は爽快で意外なグロさ!】
「夜明けまでに花嫁殺さないとル・ドマス家全員死ぬ」ルールのかくれんぼを盲信する一家。彼らに殴られ、銃やボウガンで撃たれ、愛する夫に裏切られ、、と散々な目に合う花嫁グレース。ここら辺の暴力描写はまぁまぁ痛々しい感じでホラーとしては及第点ですな、うむ。そして、命がけのかくれんぼは遂に夜明けを迎えるんです。

「あれ?夜明け迎えたって事は、、花嫁グレースの勝ちじゃん!よしグレース反撃開始じゃ!」と思ってたら、そこからがまぁ衝撃!

何と夜明けを迎えゲームに負けたル・ドマス一家が片っ端から粉微塵に爆殺されていく超展開へと!

要するに「夜明けまでに花嫁殺さないとル・ドマス家全員死ぬ」という馬鹿な迷信ルールが実はマジだったって事に。ル・ドマス家にかけられた「呪い」が発動し全員死ぬという、突然のオカルト展開に口アングリですよ、マジで。
劇中の花嫁グレースもこの展開には、ビビりまくり(笑)

花嫁グレースによるリベンジ虐殺展開を予想していたら、とんでもない方向から因果応報のしっぺ返しがル・ドマス一家に降り掛かるんですよね。夜明けになった途端、血煙上げて爆殺していく一家の死にっぷりが爽快でグロい!正に新鮮な驚きと楽しさを与えてくれる意外な結末となっております。

前情報でリベンジアクション映画を期待して観ていたら、何とドンデン返し系ホラー映画だったとは。ナイスサプライズ!面白かったです!
かくれんぼの結末は爽快でグロいゾ!

製作秘話

  • 制作プロデューサーは最初マットとタイラーの2人を監督に起用する事を断っている。しかし2人の監督が提案してきた絵コンテを見て本作のイメージに非常に合っていた事からマットとタイラーを改めて監督に起用する事が決まった。因みにハリウッド映画業界の習わしとして一度断った相手に再度、監督を依頼するやり方は異例との事。
  • マットとタイラー2人の監督に加え制作総指揮チャドが加わり3人の責任者で撮影現場を統括していく体制が珍しく、出演者らも演技の方針を誰に聞けば良いか分からず撮影当初は現場が混乱した。
  • 監督2人の体制ではマットが役者の演技指導、タイラーが撮影スタッフの総括を担った。
  • 主演サマラ・ウィービングは2人の監督の仕事振りに対し「2人の統率力のお陰で現場の雰囲気が明るく楽しんで仕事が出来たわ」と絶賛している。
  • ル・ドマス一家が住む豪邸は磨き上げた家具やロウソクを使う事で「昔の富」「資産力」を表現したセットになっている。
  • 主演サマラは夫アレックス役マークとの共演について「彼とは笑いのツボも一緒だし互いの演技感覚もあっていて、やりやすかった」と語っている。撮影期間は2人でビールを飲みながら親交を深めたとの事。

レディオアノットのオススメ度は?面白いのか?

オススメ度   60点

個人的に超好き❗️

オススメ度とは?

0〜20点・・・サイテー激ヤバ作

30〜40点・・・何か個人的に嫌い

50〜60点・・・個人的に超好き

70〜80点・・・万人に勧める良作

90〜100点・・・最高な超傑作

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ハリウッド大作から劇場未公開なマイナー作品まで日々映画鑑賞。ちょっとした映画の感想、好きな俳優の事を気ままに記事にしてます。

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