IZ*ONE宮脇咲良のエロ怪演!クロウズブラッドのグロい人体損壊描写が好き過ぎて続編希望!

こんにちは、ぽんぽです。あ〜そう言えばAKB48主演ドラマやってるなぁ〜と思い情報をチェックしてみたら何と!製作総指揮にハリウッドホラー「ソウ」シリーズ監督の名前を発見!48とハリウッドがドラマでコラボって楽しみ過ぎるじゃん!と思い早速鑑賞へ。では本作の感想(ネタバレ)、紹介していきたいと思います。

「CROW’S BLOOD クロウズブラッド 60点(感想ネタバレ)」

予告編

作品情報

2016年製作 日本
ジャンル:ホラー
監督 西村了
脚本 元麻布ファクトリー
企画&原作 秋元康
製作総指揮 ダーレン・リン・バウズマン
出演者 渡辺麻友、宮脇咲良、三浦貴大、柏木由紀、入山杏奈、木崎ゆりあ、加藤玲奈、向井地美音、横山由衣、松井珠理奈、別所哲也

あらすじ

国際ドリー女学園にやってきた謎の転校生、戸川真希(宮脇咲良)。真希の転校を機に連続する不可解な事件。そして彼女の中で増殖する「何か」。不審に思った女子高生の磯崎薫(渡辺麻友)は記者の沢田と共に真相を探る

目次
・huluの本気!「ソウ」監督ダーレン・リン・バウズマン手掛けるAKB48ドラマ!
・体液で感染!IZ*ONE宮脇咲良のエロ怪演はハリウッド流オーバー演技?
・珍しく等身大の女子高生を演じる渡辺麻友はホラー系ヒロインに相応しい可愛さ!
・グロい描写に特化した構成!血塗れAKB48アイドルを楽しむべし!
・秋元康イズム全開な真希の演説がスベリ気味!48ドラマ特有のグダるラストのせい?
・総評
・クロウズブラッドのオススメ度は?面白いのか?

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huluの本気!「ソウ」監督ダーレン・リン・バウズマン手掛けるAKB48ドラマ!

いやぁ、本作の何が魅力って製作総指揮にソウシリーズ手掛けるダーレン・リン・ハウズマンの名前がある所ですよ。ハリウッドの売れっ子を製作総指揮に迎えた日米ドラマとは!低クオリティのドラマばかり生み出す日本の腐った制作現場にダーレン・リン・ハウズマンが降臨!ってだけで、既に楽しくなってきますw。

何て言うかアニメとバラエティしか配信してない印象のhuluが本気でドラマ製作に乗り出した感じがしますわ、うむ。しかもAKB48メンバーを主演に迎えたホラーサスペンスなので、もうその時点で嬉し過ぎます。肝心の本編も映像やセット、エキストラも所々、お金かかってそうw。全体的に薄暗い陰鬱な映像で、何処かしらスタイリッシュで「ソウ」っぽいのも良い。そんな「ソウ」シリーズを彷彿とさせる雰囲気を放つスタイリッシュな映像でグロいスプラッター描写と48メンバーの演技が見られる事の嬉しさったら半端無いですよ。

ファンならご存知の通り、48メンバーが出演するドラマって基本ショボいし、マジスカみたいなヤンキー物ばかりなのでファンとしては結構ウンザリしていた所もあるんですよね。

そこを今回はガッツリ作り込まれた映像のちゃんとお金かかったAKB48ドラマが拝めるのが普通に嬉しいんですよね。

体液で感染!IZ*ONE宮脇咲良のエロ怪演はハリウッド流オーバー演技?

物語は転校生の戸川真希(宮脇咲良)が転校して来る所からスタート。この真希って存在がまぁヤバい!実は再生医療を受けた副作用で不死身の身体と凶暴さを宿してしまった化け物な女の子w。しかも、その不死身の身体と凶暴さは体液を交換する事で他人にも感染していくって設定。そんで感染した奴は死なない身体と凶暴性を伴い、人を殺しまくるし感染させまくるし。えっ何それ、ゾンビじゃん!とホラー好きとしては嬉しい悲鳴を上げたくなる魅力ある設定にワクワクMAX!

真希は他人を感染させ仲間を増やし、人間社会の乗っ取りも考えてるから、さぁ大変!
手当たり次第に学校の生徒や教師や親に感染を広げていくって展開が楽しい事、楽しい事!しかも、真希は副作用により凶暴性を抑える事が出来ない為、気に入らない奴はぶっ殺してしまえってタイプなのが堪らんです。

ただ、ちょっとハリウッド流のドラマ製作ゆえのやり過ぎ要素もチラホラあるのが難点です。
戸川真希のビジュアルと演技が色々とオーバー過ぎる所がイマイチでして。
顔色悪く目の下にはクマがあったりする真希のビジュアルが、見るからに「私、不気味でしょ!」って感じの分かりやすいメイクでオーバー過ぎw。観ていて、ちょい萎えます。

それと真希が自分の凶暴性に葛藤し叫ぶシーンがイマイチ。
ハリウッド流の製作現場ゆえに、演者への演技指導もハリウッド流なのか、欧米の俳優がする様なオーバーな泣き叫ぶ演技を披露するHKT48宮脇咲良に違和感があるんですよね。感情の爆発のさせ方が日本人ぽくないって感じ。ここに関しては宮脇咲良が悪い訳ではないかもしれません。何てったって更に酷いオーバー演技を披露している父親役の別所哲也がいるのでw。恐らく製作陣からも、オーバー演技をするよう要求されたのだろうなと察してみたり。ここら辺は日米合作のドラマや映画によくある、キャストの演技面でのチグハグ感って奴が本作でも散見されてるのは残念です。

演技面の残念さが多少ありますが、主演HKT48宮脇咲良の演技は見所も沢山あります。
戸川真希ってキャラは兎に角、他人とキスしようとするわ、抱きつくわと体液を交換し感染させていく為の、過剰なスキンシップが満載の設定なんです。結果、怪しげに微笑みながら女生徒や男性に擦り寄りキスを迫るエロい演技がバンバン登場するんです。なので真希を演じる宮脇咲良の危うげで可愛くて不気味なエロ怪演を存分に楽しめるんですよね。

因みに宮脇咲良は現在、日韓アイドルグループIZ*ONEとして大人気なお方w。そんな彼女のHKT48時代の初々しい演技を拝める、本作「クロウズブラッド」ってイチイチ楽しいんですよね。今の宮脇咲良はKpopアイドルらしく細っそりしたお姉様ですが本作のドラマ撮影時はバリバリの思春期JKなので、ちょと顔もふっくらした子供っぽい顔立ちで幼さが垣間見えるのが良い!そんな幼さ残る宮脇咲良がエロい怪演を見せてくれるから、格別ですよ、ホント。
まぁ、勿論、アイドルである宮脇咲良にはキスや抱きつく程度のエロいシーンしかありませんが、一応、体液の交換による感染って事はSEXでも感染するとも考えられる、、。
となると、実は戸川真希ってキャラのキスを迫るあのエロい表情には、そういう性的な意味合いも十分含まれてる訳でして。

うーむ、エロい妄想が広がる、けしからんキャラ設定ですよ、真希は(キモくてすいませんw)

IZ*ONE宮脇咲良の若かりしHKT48時代のエロ怪演を見る事が出来る、このドラマ、最高です!
HKT時代は幼さとふっくらしたほっぺが可愛い宮脇咲良!
IZ*ONEとなった今は細っそり綺麗なお姉様の宮脇咲良!

珍しく等身大の女子高生演じる渡辺麻友はホラー系ヒロインに相応しい可愛さ!

不死身の激ヤバJK戸川真希は仲間を増やす為に学校内の女子生徒、教師を片っ端から感染させまくる、トンデモ行動に出る中、女友達を守る為に戸川真希の正体を突き止めようとするのが磯崎薫(渡辺麻友)。薫のキャラ設定もホラー作品のヒロインらしく、聡明で友達思いの好感度高め女子。何よりも、まゆゆこと、AKB48渡辺麻友が珍しく普通の女子高性を演じている事に地味に感動。

渡辺麻友って、「マジスカ」シリーズのねずみとか、変化球な役の印象しか無いので、久々に普通の等身大な女の子演技を見せてくれるのが新鮮。共に真相を追うオカルト雑誌記者の沢田との、ちょっとした恋愛要素も含んだ関係性も思ったより丁寧に描かれていて好感触です。
沢田に徐々に心惹かれていく薫を渡辺麻友が自然体の可愛らしい演技で表現していて、キュンキュンしますw(死語)。特に不可解な真相に尻込みする沢田を上目遣いで叱りながら、引っ張っていく薫役の渡辺麻友の表情、ギャンかわ!です(まゆゆが言いそうな言葉w)

他にも、ホラー作品に登場するヒロイン特有の恐れ逃げ惑う演技も違和感無く演じる渡辺麻友の演技力は流石の一言。感染した友達が血塗れで死んでいくわ、襲ってくるわのスプラッター展開ではキャーキャー悲鳴を上げ逃げ惑う姿も、これまた新鮮でホラー作品に華を添えるヒロインに相応しい可愛さw。宮脇咲良よりも演技経験豊富な渡辺麻友は、演技自体に安定感があって上手いんですよね。そんな渡辺麻友のホラーヒロイン演技をハリウッドクオリティのドラマで楽しめる本作、好き過ぎますw。
友達思いの薫を自然体で可愛く演じてる、まゆゆ!

グロい描写に特化した構成!血塗れAKB48アイドルを楽しむべし!

本作最大の魅力であり個人的にも大好きなのがグロい描写に特化した映像で描かれる人体損壊シーンの凄まじさです。戸川真希のキスで感染者となった学校内の女子生徒達は死ねない身体と凶暴性で大暴れする展開になる訳ですが、そこはもう血みどろシーン満載です。屋上から飛び降りて腕や足がもげても平気、首を切り落としても平気、血塗れ血飛沫プシューな状態で「キャハハ!私、何で死なないんだろ?」と笑いながら無頓着に自分の体を傷つけまくる女子生徒達の狂気の姿は楽しいし怖いし最高だしw。

大体、1話観た辺りで本作のコンセプトは察しが付くんですよね。要するに「グロ✖️アイドル」をハリウッド流ドラマ制作でやるって事なんだと。そのコンセプトが無茶苦茶、上手くいってます。ハリウッドのスタッフを迎え気合い入った製作体制だからでしょうか、グロ描写に関しては日本のドラマとは比べ物にならない過激さ!huluの配信ドラマだからこそなし得た過激さはかなりの物で地上波ドラマじゃ実現不可能な事は一目瞭然なんですよね。

「ソウ」の監督を製作総指揮にするんだから、生半可なグロ描写じゃ許されない!

っていう日本のドラマ製作スタッフの気合い?なのかは分かりませんが、「それいるか?」と思える様な突拍子なグロ描写がバシバシ出てきます。実験体のねずみをトンカチで叩き殺すシーンとか、無駄にグロい交通事故シーンとかw。その振り切ったグロ描写が多数ぶち込まれる為、ストーリー構成に矛盾が生じてしまう部分もあるのですが、そんな矛盾点が気にならない程に気持ちのいいグロ描写なんです。
48グループの人気メンバー渡辺麻友と宮脇咲良を主演に迎え、更に脇を固める女子生徒達も48アイドル。正にAKB48アイド総出演でグッロい人体損壊シーンをガシガシに魅せてくれる本作は48アイドル好き尚且つスプラッターホラー好きには夢の様な作品です。

最終6話で生徒達が一堂に会する林間学校イベントの場面も最高です。
戸川真希がいよいよ本気で全生徒達を感染者へ変える為に襲いかかる展開!次々に感染し凶暴化し、獲物に襲いかかる女子生徒達による阿鼻叫喚のスプラッター展開はゾンビ映画みたいで燃える燃えるw。
感染させて仲間を増やし、感染を拒む奴は首切り、足もいで刺し殺す!
制服姿の女の子達による処刑シーンの何たる楽しさ!血塗れAKB48アイドルと大勢のエキストラによるスラッシャー協奏曲を存分に堪能出来ました。

1話から始まった「グロ✖️アイドル」というコンセプトが最終話までしっかり貫かれているので退屈知らずのドラマとなっております。
やるじゃん!秋元康!ありがとう!ソウ監督ダーレン・リン・バウズマン!

秋元康イズム全開な真希の演説がスベリ気味!48ドラマ特有のグダるラストのせい?

本作って、純粋にドラマ作品として評価すると雑な部分は多数あるんですよね。
1話約35分で全6話の短めなドラマな上に、これは48ドラマなのです。48ドラマって事は終盤になるにつれて、どんどんグダグダのひどい出来になっていくのはファンにとっては毎度の事w。残念ながら本作もその運命にあるのです。

例えば真相を解明する上での重要人物が階段で揉み合って内に転げ落ちて死んじゃう展開とか、「いつの時代のトレンディドラマだよ!」とツッコみたくなる古臭い展開でゲンナリ。
更に記者の沢田が薫を救う為に林間学校イベントに乗り込む場面も「瞬間移動かよ!」ってレベルの雑な描写だし。それと感染者を殺す特効薬を大量の注射器で持ち歩く所とかも、医学的というか感染症対策的な観点からしてテキトー過ぎて萎えるんです。

「あれ?ハリウッドのスタッフが関わってるのにリアリティに欠ける描写ばかりだな?」みたいなw。

そんな48ドラマ特有のグダる雑な描写がラスト付近で連発!ただ、そのイマイチで雑な部分もスタイリッシュな映像と気合い入ったグロ描写のお陰で何とかフォロー出来てるので、まぁ許容範囲ですけどね。

ただねぇ、満足のいくグロ描写を楽しんでいたのですが最終6話の戸川真希の演説シーンがスベリ気味で微妙な気持ちに。林間学校イベントを機に感染させ仲間にした女子生徒達を前に戸川真希が演説するのですが

「私達の世界を作ろう。他の人間は私達を脅威とみなす。新しい力を受け入れろ。これは進化を否定する愚かな人間達を滅ぼす為の天からの贈り物なのだ!」

と、まぁこんな感じの内容でして。
この演説の内容が個人的に好きじゃないのは原作・企画を担ったAKB48プロデューサー秋元康イズムが強過ぎるからなんですよね。秋元康って人は若者に対して熱いエールを贈る歌詞を無茶苦茶書く人なんです、特に48系のアイドル曲の場合。だからこそ、この戸川真希の演説も人類社会への壮大な宣戦布告の様に聴こえるのですが、結局は若者に対してのエールの意味合いを含んでる気がするんです。

でもですねぇ、本作はグロい描写満載のスプラッターホラー作品なので正直、この手の若者への前向きなメッセージを含んだ演説セリフは合ってないし違和感ありまくりでして。だって、基本、殺しまくってる内容のドラマなので。殺しまくってる陰惨なドラマなら、その根底に流れるメッセージも陰惨な意味合いの物が良かったなぁと思うんですよね。血みどろの本作「クロウズブラッド」には前向きな秋元康イズムって必要ない気がするんです。というか邪魔w。

むしろ、秋元康イズム溢れるセリフを入れないで製作総指揮を務めたソウ監督ダーレン・リン・バウズマンの思想や趣向を取り入れたメッセージを演説セリフにブチ込んで欲しかったなぁと思うのです。折角、ハリウッドの売れっ子監督を製作総指揮にしたんだから、やっぱり日本のアイドルAKB48を通してダーレン・リン・バウズマンが視聴者にどんなテーマを届けるかって興味あるのに。

こんな感じでハリウッドホラー✖️AKB48の化学反応を楽しんでいたのに最終話で秋元康イズム全開の演説セリフで世界観をぶち壊された気がして残念過ぎです。

この微妙な演説シーンが炸裂したせいで、このドラマ自体が微妙な終わり方しそうな予感がしていたのですが意外としっかり終わります。生徒達を殺し感染させていく戸川真希と磯崎薫の一騎討ちでは、薫が特効薬入り注射器を真希の頭にぶち込み倒れてジ・エンド!
ハリウッドホラーっぽい気持ちの良い決着ではありましたが個人的な好みとしては戸川真希の首をちょん切ったり、特効薬を大量の注射して爆散させたり、最後の最後まで人体損壊シーンを楽しみたかった気もします。真希を演じるIZ*ONE宮脇咲良にはスターらしく、ド派手な死に方して欲しかったという謎の欲求w。

総評

本作は数ある48ドラマの中でも良作の部類です。
ストーリー展開の雑さやハリウッド流オーバー演技は違和感がありますが、それ以上にお金かかったスタイリッシュ映像と気合い入ったグロい人体損壊描写が好き過ぎてメロメロです。おまけにHKT48時代の宮脇咲良のキス&抱きつきまくりの不気味でエロい演技が楽しい!今や世界を股にかけ活躍するIZ*ONE宮脇咲良のエロ怪演を堪能出来てホクホクです。

やっぱり「グロ✖️アイドル」の相性は抜群ですな。本作「クロウズブラッド」の続編をもっと観たい欲求MAX!です。マジスカみたいな不良ドラマより、断然面白いw。

でもなぁ、本作って明らかに話題になってない気がするので続編は無理だろうなぁw

クロウズブラッドのオススメ度は?面白いのか?

オススメ度   60点

個人的に超好き❗️

オススメ度とは?

0〜20点・・・サイテー激ヤバ作

30〜40点・・・何か個人的に嫌い

50〜60点・・・個人的に超好き

70〜80点・・・万人に勧める良作

90〜100点・・・最高な超傑作

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ハリウッド大作から劇場未公開なマイナー作品まで日々映画鑑賞。ちょっとした映画の感想、好きな俳優の事を気ままに記事にしてます。

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